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第11話
1年はあっという間に過ぎ、麗は2年
生、涼は3年生になった。
『麗、話があるんだ』
『改まって、どうしたの?』
いつものように、2人で勉強
していると、急に話をし始めた。
『実は、俺御曹司なんだ。
それで、父親の会社を
継がないといけないんだけど・・』
『だけど・・?』
『俺の専属秘書になって欲しい!!』
『秘書?僕が?』
涼が御曹司だったのも、驚き
だったが、秘書になってくれ
と言われたのにも驚いた。
『いいよ。涼の役に立てるなら』
実を言うと、麗は夢がなかった。
将来何をしようか分からなかった
時に、涼から誘いがあったので
受ける事にしたのである。
『麗は、ちゃんとしてるし
秘書に向いていると思うよ』
『ありがとう、調べてみるよ』
麗は、涼の役に立とうと思ったので
秘書について調べる事にした。
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