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あとがき

 えーっと。最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。  この作品は、スピンオフでして、元のお話があります。それは、まだこちらに移していないんですけれども……。そちらのお話が始まる少し前の情景を描いているというものになります。  比較的平和主義。ほっこり、ほのぼの系が多い中、ドSの安齋は際立って目立つキャラだと思います。鬼畜系、ドS系として書いていたところですが、その実、これは安齋が吉田を好きで好きで堪らないといった「溺愛系」なのだと思っております。    今回は、敢えて安齋視点を省略いたしましたので、彼の思いについては、はっきりと綴っているところがないんですけれども、言葉の端々から読み取ってもらえるのは、きっと安齋が吉田を好きすぎて堪らないという気持ちなんだと思います。  ちょっと素直ではない二人ですが、歪んでねじれたままこうしてくっついていくんだと思います。さて、安齋くんは本庁への異動になり、しばし吉田くんとお別れになるわけですが……。後日談につきましては、現在連載中の「田舎の犬と都会の猫」や、別な話の中で出てくるかと思いますので、どうぞその時には温かい目で見守っていただけると嬉しいです。  なにはともかく。最後まで読んでくださった皆様に、本当に本当に感謝であります。こんな調子ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ω`*) 令和3年7月17日 雪うさこ拝

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