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第2話
どうしたら良いのだろうか。
どうしたら、また彼に会えるのだろう。
どうしたら、どうしたら。
会いたい会いたい会いたい会いたい。
声が聴きたい話がしたい。
彼に会いたい。
でも会えない。
時間がたてば、この苦しさも少しずつ忘れていくかかもしれない。わずかながらに思わないでもなかった。
永続的に何か一つを求め続けるなんて、有り得るだろうか。
でも、彼を忘れること自体が有り得ない事だった。
色褪せる事無く、彼への思いはそこにあり続ける。
心と癒着し、体に沁みこみ、剥がれ落ちる事無くそこに生き続けた。
こんな思いを抱えたまま、生きていくのは余りにも辛い。
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