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第37話 異変

4ー4 異変 俺は、王立学園で学ぶことになっている政治学について書かれた本を読んで、その午後を過ごした。 これだけは、俺も苦手なんだよ。 しっかりと予習しとかないとな。 アメリは、俺の隣に座って珍しく大人しく俺と同じように本を読んでいた。 こいつが何も俺に悪戯せずに大人しくしているなんて信じられない。 こいつも、少しは、神子としての自覚とかができてきたのか? 俺は、熱心に読書しているアメリの横顔を見て微笑んだ。 うん。 今日の乳やりは、ちょっとサービスしてやってもいいかもな。 ギルバートのこともあったし、ご褒美だ。 俺は、本に目を戻して、しばらく読書に耽った。 だいぶ日が傾いてきた頃、俺は、吐息をついてシャツのボタンを1つ外して襟元をくつろげた。 なんか、暑い。 「ちょっと暑くないか?アメリ」 「そうかな?」 アメリが答えた。 「レンの気のせいじゃない?」 「マジで?」 俺は、首筋を流れる汗を手のこうで拭った。 「ギルバート、悪いけど、なんか飲み物もらえるかな?少し、喉が渇いた」 「は、はい!」 ギルバートがびくん、と体を強ばらせて俺を見た。 「すぐに、お持ちいたします!」 「ああ、ギルバート」 アメリが咳払いをした。 「レンは、冷たい飲み物を欲しがってる。城の北にある井戸まで行って冷たい水を汲んできてあげて」 「ですが、それでは」 言いかけたギルバートにアメリは有無を言わさずに命じた。 「行け!ギルバート」 「はっ!かしこまりました、神子様!」 ギルバートは、なぜか、ラウルの手をひいて部屋から駆け出して行った。 「ふぅっ・・」 俺は、暑くって。 それに、なんだか、体に力が入らないような気がする。 というか、体が? 熱い。 俺は、持っていた本を取り落としてしまった。 あれ? 何かがおかしい? 俺の股間が固くなってきて。 「あっ?アメリ、俺、ちょっと・・」 俺は、急いで立ち上がってトイレに行こうとしたが、足に力が入らずくにゃり、とその場にへたり込んでしまった。 ええっ? 「大丈夫?」 アメリが心配そうに俺を覗き込んだ。 「少し、顔が赤い。横になった方がいいよ、レン」 アメリが俺の体に触れた。 「ひゃうっ!」 俺は、思わず変な声を出してしまった。 わわっ! 俺は、アメリの手をそっと振り払った。 アメリが目を丸くしている。 「ご、ごめん」 俺は、なんとか1人で立ち上がろうとしたが、まったく体に力が入らなかった。 なんとか立ち上がったものの、ふらついている俺をアメリが支えてくれた。 でも。 アメリに触れられたところが熱い。 「んぅっ・・」 「レン、大丈夫?」 アメリは、俺に肩を貸して寝室へと俺を連れていくと、ベッドへ横たわらせてくれた。 そして、アメリは、俺のシャツのボタンを外してくつろがせた。 「ちょ、何、する!」 「何もしないよ、レン」 アメリは、少し、傷ついたような顔をして俺を見つめた。 「ただ、レンを楽にしてあげたくって」 「おれ、を、楽、に?」 「うん」 アメリは、俺の膨らんだ股間に目をやった。 「ここ、苦しそう」 「い、いや、もう大丈夫、だから」 俺は、アメリを押しやろうとしたが、力が入らなかった。 アメリは、俺のズボンと下着を脱がせると俺の足を開かせてそこへと体を滑り込ませた。 「すごい・・レンのここ、大きくなって、お汁が溢れてるよ」 「そんなこと、言うな!」 俺は、アメリを押し退けようとした。 アメリは、逆に俺の両手を掴むとそれを俺の両脇に押さえ込んだ。 「っ!」 アメリは、俺のエレクトした部分をまじまじと見つめていた。 「み、見んな!」 「でも、レン」 アメリは、俺のそこにふぅっと吐息を吹き掛けた。 ぶるん、と俺のものが喜びに震える。 俺は、びくっと体を反らせた。 「あぁっ!」

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