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90.他の天使に会ったことを思い出した
長の朝はとても早い。日が出る前から仕事をして、お昼ご飯に間に合うように帰ってきてくれる。
それからは寝るまで一緒にいてくれるのがとても嬉しい。
僕はリンドルに抱かれたり、アズやビー、そしてたまにカヤテからも全身に愛撫を受けながら長が戻ってくるのを待っている。(カヤテは川に放り投げられた次の日普通に戻ってきたらしい)
今日はカヤテが来て、僕の尻穴を愛撫しまくった。
肉厚で長い舌がぐにぐにと中に入ってきて舐めまくり、そうしながら指を入れて前立腺をこねられるのがたまらない。胸にはアズとビーが吸い付き、僕自身をリンドルが咥え、その舌は鈴口に入り込んでいる。
「あぁーっ、あーっ、あーっ、だめっ、だめぇえっ……!」
僕は涙と涎をこぼしながらアズとビーの頭を抱え、がくがくと身を震わせることしかできない。
そうして何度もイカされ、もう本当にだめだと思った頃カヤテの舌と指が抜かれた。びくんびくんと身体が痙攣している。せめて尻穴への責めがなくなったことでほっとしたところで、カヤテのイチモツがねじ込まれた。
「あぁあああんっっ……!?」
「このおまんこを味わうのもあと少しですから、天使さまも楽しんでくださいねっ!」
「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」
「でっかくはしませんがっ!」
そう言われてもカヤテのイチモツはそのままでも十分大きいと思う。他のところへ加えられる愛撫はそのままだから尻穴をただ使われているかんじで僕はぞくぞくした。
最近リンドルに抱き上げられて「小屋」へ行った。そこで会った天使たちに悲壮な色は全くなく、むしろ鬼たちに犯されることを楽しんでいるようだった。
「おまんこにただイチモツを突っ込まれて使われるだけなんだけど、それがたまらなく気持ちいいんだよな。モノ扱いってすっごく興奮しない?」
天使になるまでの半年間性奴隷にされていたという天使は屈託のない笑顔でそう言った。
「そう、ですね……」
確かに、モノ扱いされて感じてしまうこともある。僕は真っ赤になりながら同意した。
「俺ね、人殺しはしたことないんだけど、結婚詐欺してお金稼いでたんだー。ずーっとそれでやってきたんだけど、俺に入れあげて貢がせちゃった奴の中にね、けっこういいところのお坊ちゃんがいたワケ。お金だけ巻き上げてとんずらしたら捕まっちゃって、性奴隷にされたんだー。で、実は30前なんだけどまだ童貞だって白状させられて、天使になった途端ここに連れてこられたんだよー」
「そうだったんですか」
なんと言ったらいいかわからなかったが、その天使は今の生活を楽しんでいるみたいだから僕がどうこう言うこともない。
「うん。でね、お坊ちゃんは俺のこと可愛さ余って憎さ百倍だったらしくて、それでここに送り込まれたんだよ。鬼に犯されて生きながら食われて死ぬがいい! とか散々言われたなー。だからちょっと怖かったんだけど、鬼って見た目は怖いし確かに力も強いけど弱くて歯向かってこない者には寛容なんだよね。しかも俺の世話してくれる鬼は全身可愛がってくれるしさー、最高だよ!」
「幸せですか?」
「うん。性奴隷やってた頃より感じやすくなってるからずーっと気持ちいいしね!」
「それなら、よかったです」
他の天使にも会ってみたが、特に悲壮感はなく待遇に不満はほぼなさそうだった。
「あ、でも。たまに愛液飲ませろって来る鬼がいて、おまんこ延々舐められちゃうのがたいへんかも。それも僕の世話係が席を外した時を見計らって来るんだよ。僕、イチモツは大歓迎なんだけど舐め舐めされちゃうの弱いから苦手なんだよね。しかも愛液が目的だから指も入れられて延々拡げられちゃうし。そーやって散々いじめられてからイチモツ突っ込まれるの。感じすぎちゃうからホント、勘弁してほしいよ」
それってもしかしてカヤテでは、と思ったけど他にもそういうことをする鬼はいるらしい。なんだかんだ言って「小屋」の天使たちは鬼に抱かれることを楽しんで暮らしているようだった。
「あっ、やぁっ、ちんちんっ、やぁあっ……!」
カヤテのイチモツを入れられてしまったことで、乳首からは乳が分泌され、それをアズとビーが夢中になって飲む。リンドルはずっと僕自身を刺激していて、尿道の中もずっと舐めている。あんまりにも気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだった。
「あひぃいいんっっ……!」
リンドルの舌が抜かれてまたぼろぼろと涙がこぼれた。栓の代わりになっていたものが抜かれたことでトクトクと精が漏れる。
「ウイ様のおちんちんの蜜、すごく甘いです……」
リンドルがうっとりしたように言いながら溢れる精を舐め啜る。
「あっ、だめぇっ、もらしちゃ……ぁあんっ……!」
精液が止まらなくて、しかもなんかそれだけでは済まなくて。
「ウイ様は本当にかわいらしい……」
「やだぁあっ……!」
止めたいのに止まらない。僕はカヤテのイチモツで尻穴の中をぐちょぐちょにされながらまたおもらししてしまった。乳も出てるからアズとビーに乳首を延々刺激されて感じてるし、リンドルは嬉しそうにもらしてる僕自身を揉むし、本当に本当に散々だった。
「おもらしする天使さま、たまりませんねっ! 次にいらっしゃる天使さまにもいっぱいおもらししていただきませんとっ!」
カヤテがそんな変態発言をしながら僕の奥に精を放った。
「ひぃいいんっっ……!?」
精液、だめ。おしっこも乳も止まらなくて、僕は泣きじゃくった。
とっても恥ずかしいよぉ。
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