20 / 40

第20話 いざ、王道学園へ☆

5月。 蓮は大きな門の前に立っていた。 兄の言いつけ通りに、少し期間をあけて来た学校は、入りにくい雰囲気を醸し出している。 蓮はこの期間にこの世界の常識を思い出し、なんとか普通のレベルまで達していた。 だが問題は、口調が驚いたときなどに前世の口調に戻ってしまうことだ。 何としても気をつけなくては・・・ そんなことを考えていると、門の前にもう一人いることに気が付いた。 すごい毬藻っぽいかっこをしている 普通ならばテンションが下がりそうだが、蓮は心の中でとても驚き、喜んでいた。 主人公だ!! まさかこんな近くで見れるとは・・・ はっ、まさか主人公と同じ日に入学するのか? そんなー

ともだちにシェアしよう!