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第20話 いざ、王道学園へ☆
5月。
蓮は大きな門の前に立っていた。
兄の言いつけ通りに、少し期間をあけて来た学校は、入りにくい雰囲気を醸し出している。
蓮はこの期間にこの世界の常識を思い出し、なんとか普通のレベルまで達していた。
だが問題は、口調が驚いたときなどに前世の口調に戻ってしまうことだ。
何としても気をつけなくては・・・
そんなことを考えていると、門の前にもう一人いることに気が付いた。
すごい毬藻っぽいかっこをしている
普通ならばテンションが下がりそうだが、蓮は心の中でとても驚き、喜んでいた。
主人公だ!!
まさかこんな近くで見れるとは・・・
はっ、まさか主人公と同じ日に入学するのか?
そんなー
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