━━━━━━━━━━━━━━━ 　※キャラクター確認用です。見なくても大丈夫です。本文は次ページから始まります。 　本文に挿絵は貼れないようなので、キャライラストはイラストコーナーの方に掲載してみます。よろしければ、そちらもどうぞ！ 　ちょこちょこ編集する可能性があります。 　　　━━━━━━━━━━━━━━━ 　「いいよ……それなら。幾らでも、ぶつけろよ。お前の痛みも、悲しみも怒りも。全部、オレが受け止めてやるからさ」 　　　◆花鏡(かきょう) 鴇真(ときざね)◆ 　主人公。通称〝トキ〟。宵櫻(よいえい)高校2年生。華道の家元の息子。男性ファッション雑誌〝艶☆DAN〟の読者モデル。負けず嫌いでナルシスト気味で女の子大好き。一見チャラく見えるが、人の心に寄り添える優しさの持ち主。その為、他人事にすぐ首を突っ込んで痛い目に遭う。後に九重の手引きで生徒会広報に着任する。 　「言っただろう？　俺は、〝自分のものは手元に置いておきたい主義〟だと。ずっと、お前が欲しかった。ようやく、手に入れた。――花鏡。お前は、俺のものだ」 　　　◆九重(ここのえ) 蓮(れん)◆ 　大病院の院長の息子（母方は大手不動産会社の社長令嬢）生徒会長兼クラス委員長。眉目秀麗の王子様的優等生。……は表の顔で、本性はドSな俺様。トキが一方的にライバル視していたが、脅迫事件を通して関係性が一変する。トキへの執着心と独占欲が強い。 　「だから、今度は俺がトキを助けようと思った。俺が辛い時、いつでもお前が傍に居てくれたように……俺もずっと、お前の傍に居る」 　　　◆風見(かざみ) 鷹斗(たかと)◆ 　トキの幼馴染。サッカー部のエース。あだ名は〝タカ〟。家が近く母親同士の仲も良かった為、生まれてからずっと一緒の兄弟同然に育った親友。トキのボディガード的存在で過保護っぷりが凄いが、実はトキのことが……。 　「うるせえ！　何でもねー！　こっち見んな！　……お前には、覚悟決めたら、いつかちゃんと言う。から、待ってろ」 　　　◆須崎(すざき) 凌(りょう)◆ 　トキのクラスメイトのちょいワル男子。喧嘩が強く、いつも取り巻きを連れている。（勝手に慕って付いてくるらしい）複雑な家庭環境で家が貧しく、金持ちの息子のトキと九重を嫌っていた。根は弟妹想いの良いお兄ちゃん。実はスポーツ特待生入学。 　「他人(ひと)が大事にしてるものを無惨に壊すのって、興奮するじゃないですか。入る入らないじゃなくて――挿れるんですよ」 　　　◆四ノ宮(しのみや) 郁(いく)◆ 　1年生。宵櫻高校生徒会書記。奨学金入学の特待生。美少女と見紛うような可憐な容姿の持ち主。謙虚な天使……と思わせて、裏の顔は九重以上の腹黒ド鬼畜。受けに見せかけたド攻め。モデルとしてのトキのファンらしいが……？ 　「えー、何その意外な純情っぷり。そんな反応されたらさぁ……ちょっと火が着いちゃうじゃん？」 　　　◆五十鈴(いすず) 響也(きょうや)◆ 　3年生。宵櫻高校生徒会副会長。生まれながらの天才児にして、政治家の息子。飄々とした自由人。学校はサボりがちな上、家出気味でセフレの家を渡り歩くバイ。チャラいが、たぶん一番怒らせたらいけないタイプの人。勝手に皆をあだ名で呼ぶ。 　「俺は反対や。こんな目立つだけのチャラついた奴を生徒会に入れるやなんて。チャラいのは副会長だけで充分や」 　　　◆八雲(やくも) 金治(きんじ)◆ 　2年生。宵櫻高校生徒会会計。唯一の常識人かつ苦労人ツッコミポジションの人。関西訛りがあるくらいしか特徴がない、地味で目立たないモブ顔メガネ。でも、やる時はやるかも？ 　「もう！　やらしいんじゃなくて、純愛なんです！」 　　　◆七瀬(ななせ) 萌絵(もえ)◆ 　1年生。宵櫻高校生徒会庶務。質素で控えめなおさげメガネ女子だが、実はオープンな腐女子。いつも生徒会室に入り浸り、どエロいBL漫画の原稿を持ち込んで執筆している。やたら顔の良い生徒会役員達で腐妄想をするのが大好き。 　　　◆松山(まつやま)◆ 　　宵櫻高校の生活指導の先生。四十代独身体育教師。何かと派手なトキに目を付けており、よくアクセサリー類を没収する。通称〝鬼松〟。 　　　◆車田(くるまだ)◆ 　　九重が雇っているお抱えの運転手。既婚者で娘が居る。いつも変な時間に呼んでも文句一つ言わずに働く滅私奉公の人。 　　　◆渋谷(しぶたに)◆ 　　トキのバイト先の喫茶店〝止まり木(Perche)〟の店長。無精髭にボサボサ頭の不衛生極まりない見た目だが、お手製のコーヒーもケーキも絶品。