こちらの作品は『憧れはすぐ側に』のスピンオフ作品です。 上記作品は本作の長山大樹《ながやまたいき》と藤咲尚弥《ふじさきなおや》も出てきます。その作中で二人の関係性について軽く触れている部分もあるのでそちらから読んで頂いた方が楽しめるかと思います。 冒頭が前作の最後の章の続きからになりますので宜しくお願い致しますm(_ _)m ――――――主要人物紹介――――――― 長山大樹(23) 理学院生の天体ヲタク。実家が音楽一家。 自分の家柄に強いコンプレックスと兄に対して恐怖心がある。浅倉律の元相方。 藤咲尚弥(21) ピアニスト。早坂渉太と同級生。 過去に長山の兄にセクハラをされて、接触恐怖症になり、両親の浮気現場を目撃した以来自分が恋心を持つことに関して強い嫌悪感を抱いている。 早坂渉太(21) 大樹がいたサークルの元後輩。 高校生からの尚弥の唯一の心を許せる友達。慎重で心優しい性格。律仁の恋人。 麻倉律仁/浅倉律(26) 律仁が本名、律は芸名。若者に人気のソロアイドル。渉太の恋人。大樹とは昔デュオを組んで以来の親友。尚弥とは仕事の関係上よく関わっている。