1 / 9

プロローグ

1月1日。 雪が降りそうなくらい寒い。部屋の中まで寒かなりそうな朝だがこの2人のところはそうでもなかった。 夜から付けっ放しの暖房の下……。 「あん、あっん……」 朝からというのに、新年というのに2人は相変わらずだ。 「あんっ……」 下にうつ伏せになってるのは李仁。覆い被さり腰を振る湊音。 時折湊音は李仁のお尻を叩きその身体はビクビクする。 そこにLINEの着信音。李仁はスマホに手を伸ばそうとするが湊音はその手を握る。 「あと少し……」 「さっきからそう言ってぇ……ああっ」 更に激しく湊音は李仁に入っていく。鼻息荒く更に激しく激しく、最後 「んあっ!!!」 「ああんっ」 と声を出し、2人して果てた。 手を絡ませあって湊音は李仁の背中にキスをし続ける。 「あけましておめでとう」 「はい、おめでとう……」 李仁はうつ伏せのまま身体を起こして湊音に、キスをする。 と言いつつも大晦日の夜からラブラブしている2人。 「ミナくんねむぃ」 「んだなー昼から初詣行こう」 こんな調子で寝正月な2人、2022年も。

ともだちにシェアしよう!