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ダンジョン内には色んなトラップが仕掛けられています

「うおっ、なんだこの部屋……トラップか……!?」  デリックはそれほど広くない部屋をきょろきょろと見回した。  一緒に部屋に入ったアランは、冷静に部屋の中を調べながら言う。 「そうみたいだね。扉が開かない。開くような仕掛けもどこにもなさそうだ」 「閉じ込められたってことか!? 内側から開かねーってことは、誰かに外側から開けてもらうしか出られる方法がないってことかよ!?」 「うーん……」  二人で壁や床を探っていると、入ったときは簡単に開いたのに今は固く閉ざされてしまった扉に文字が浮き上がった。 『この部屋には魔法がかけられています。条件を満たさなければ決して出られません』  デリックはその文字を読んでぐっと太い眉を顰める。 「クソッ、やっぱトラップか……」  歯噛みするデリックの前で、更に文字が追加されていく。 『必ず二人一組で部屋に囚われます。部屋にいる二人で協力して条件を満たして下さい』 「条件……難しいことじゃなきゃいーが」 「まあ、できないことを条件にはしないでしょ」 『性行為をしなければこの部屋からは出られません』 「なんじゃそりゃああ!!」  デリックの叫び声が部屋に響き渡った。 「せっ、せ、せ、せい……って……!!」 「つまり、セックスしろってことだね」  動揺しまくるデリックとは反対に、アランは平然と言ってのけた。 「なんだその条件!! どんなトラップだよ!!」  デリックは散々試して開かないとわかっている扉をガンガンと叩く。やはりびくともしない。 「誰かの悪ふざけじゃねーのか!? どっかに隠れて俺達を見て笑ってんのか!?」  今度は大剣を振り回し、扉や壁を切りつけるがやはり傷一つつかない。強力な魔法で守られているようだ。 「やめなよ、デリック。剣の方が傷つく」 「だってこんなふざけたトラップあるかよ!?」 「誰かの悪戯ってことはないと思うよ? 悪戯にしては手が込みすぎてる。俺達二人に悪戯を仕掛けるためだけに、こんな部屋用意しないだろうし」  室内を見回しながらアランは冷静に言う。  部屋のど真ん中には、五人くらい余裕で横になれそうなどでかいベッドが鎮座しているのだ。セックスしろと言わんばかりに。悪ふざけとしか思えないが、アランの言う通りただの悪ふざけにしては手が掛かりすぎている。 「そうだけどよ……」  ガシガシと頭を掻きながら、慌てふためく自分と違い平静に状況を把握するアランを見る。年下のくせに、こんなあり得ない事態に陥っているのに全く冷静さを失わない。落ち着きのない自分が恥ずかしく思えた。  そんなアランだからこそ、パートナーとしてデリックも今までうまくやってこれたのだろう。アランにはこれまで何度も助けられてきた。  元々デリックはソロの冒険者だった。一人でダンジョンに潜り、お宝やモンスターを倒して素材を手に入れていた。一人の方が楽だったので、誰かと組もうとは考えていなかった。  けれどある日、冒険者ギルドでアランに声をかけられた。パーティーを組まないかと。アランはパーティーを組む場合とても重宝される魔法剣士だ。しかも顔はハンサムで、体つきも美しい。対してデリックは冴えないおっさんだ。無駄のない洗練されたアランと違い、無駄に鍛えまくって筋肉のつきすぎた肉体。ただの大剣使いで、特に秀でた能力もない。  何故そんな自分に声をかけてきたのか、デリックは疑問だった。アランならばもっといい相手を簡単に見つけられるはずなのに、と。  ともあれ、誰とも組むつもりのなかったデリックは誘いを断った。断ったのだが、何度も何度もしつこく誘われ続け、最終的にデリックが折れた。  何故デリックにこだわるのか。余程使えない男なのか、性格が最悪なのか。それで他の誰にも相手にされないから、ソロで落ちぶれた外見のデリックに目をつけたのだろうか。  とにかく頷いてしまった以上、仕方なく一緒にダンジョン探索することになった。  そしてデリックは驚いた。使えないなんてとんでもない。アランの魔法のサポートは完璧で、剣の扱いも見事だった。性格だって悪くない。寧ろとてもいいヤツだ。年上のデリックに不必要に気を遣わず気さくに話してくれる。それが嫌な感じではなく、デリックも話しやすかった。  報酬の取り分は折半になったが、一人で探索していたときよりも余程多くの収入を得られた。アランがいたから強力なモンスターを倒せたし、より多くの宝箱を発見できた。  アランとのダンジョン探索は非常にやり易く、デリックにとってはメリットしかなかった。  だから、これからも俺と組んでほしいというアランの申し出を受け入れた。顔もよくて戦力として申し分ない彼とパーティーを組みたいと望む者は大勢いるだろう。それなのにどうして彼がデリックを選んだのかは謎だったが。  それから数ヶ月、すっかりアランとのダンジョン探索にも慣れた。人付き合いが得意ではないデリックだが、アランと行動を共にするのは全く苦ではなかった。一人で探索していたときはただ報酬の為にダンジョン内を歩き回って、何の面白味もなかった。だが、アランと二人だと楽しいと思えた。二人で協力してモンスターを倒すのも宝箱を探すのも。  いつしかデリックにとってアランはなくてはならない存在となっていた。  そして今日も、二人でダンジョン探索に勤しんでいた。その途中、デリックがこの部屋の扉を見つけ中に入ってしまったのだ。こんなふざけたトラップがかけられているとも知らずに。  デリックは深い溜め息を吐き出した。 「なあ、どうするよ……」 「どうするって、セックスするしかないよ」  言いながら、アランはデリックをぐいぐいベッドへ押しやる。  デリックは焦った。 「おっ、おい、マジかよ、本気で言ってんのか!?」 「だってしないと出られないよ?」 「いや、だけどよ……決断早すぎねーか?」 「うだうだしてたって仕方ないでしょ」 「だからってよ……」  逡巡するデリックとは違い、既に腹を決めているらしいアランは迷いのない動きでデリックから防具を剥ぎ取っていく。そして自分の防具も脱ぎ捨てる。  こんな簡単に決めてしまっていいのか。セックスだぞ。男同士だぞ。相手はこんな厳ついおっさんなんだぞ。  問い質したいが、その前にベッドに押し倒された。  手早く済まさなければ決意が揺らいでしまいそうなのかもしれない。それはそうだろう。じっくり吟味したところでやることは変わらないのなら、さっさと終わらせてしまった方が互いの為だろう。 「っつーかちょっと待て! まさかお前が上なのか!?」 「上って?」 「おっ、お前が、い、入れる方、なのか……?」 「そうだよ」 「なにさらっと言ってんだ!? 勝手に決めんなよ! 普通、俺が入れる側だろ!?」 「はあ? なんで?」 「なんでって、俺の方が図体でかいし……こんなムキムキのおっさんより、美形のお前が入れられる方がしっくりくるっていうか……」 「普通ってなに。普通なんてないでしょ。好みなんて人それぞれなんだから。セックスにおいて普通なんて存在しないよ。大きい方が入れる側なんて決めつけはおかしいでしょ。男の方が小さくて女性の方が大きいカップルなんてたくさんいるんだから。男同士だってそうでしょ」  いつになく真剣な顔で言い募るアランに戸惑う。 「い、いや、だとしても、なんで俺が入れられる方なんだ……?」 「だってデリック童貞でしょ」 「なっ、き、決めつけるな!」 「は? 違うわけ?」 「いや、違わなくは、ないが……」  アランから物凄い圧力を感じ、見栄を張ることもできず素直に認める。  途端にアランの纏うどす黒いオーラが消えた。 「でしょ? なら経験ある俺が入れた方がいいでしょ。男同士なんて準備が大変なんだから」 「ま、まあ、それもそうか……?」  未経験のデリックがいきなり男相手にセックスなどしたら、酷い怪我を負わせてしまう可能性が高い。なにせ入れる場所が場所だ。あんな狭い穴に突っ込むのだ。アランに怪我をさせるくらいなら、自分が怪我をする方がいい。 「だけどよ、お前、俺相手に勃つのか? 俺のケツの穴弄ったら、逆に萎えちまうだろ」 「はあ? 秒で勃つし。てかもう勃ってるし」  アランが下衣をずらすと、ぶるんっと陰茎が飛び出した。  それは確かに既に勃起していた。 「お、おお……。それなら、よかった……? てか、デケーな……」  アランの股間を凝視し、頬を引きつらせる。  甘い風貌のアランには似つかわしくない、凶悪な一物だった。赤黒く、どっしりと太く長い。引くほどの大きさだった。  これをケツに突っ込まれるのかと思うと恐怖しかない。  だがそもそも、この部屋に閉じ込められたのはデリックのせいなのだ。警戒せずに扉を開けてしまったデリックのミスだ。  こんなおっさん相手にセックスさせてしまうだけでも申し訳ないのに、いつまでも文句を言ってアランを困らせるわけにはいかない。  大丈夫だ。冒険者に怪我はつきものだ。痛みにはある程度慣れている。  ぐだぐだと長引かせるより、早く終わらせてもらった方が互いの為なのだ。  犬にでも噛まれたと思えば、大したことではない。  デリックはアランに身を委ねることにした。 「んひぃいいっ、ひっおっおっおぉっおひぃっ」 「あはっ、デリックのでかい下品な喘ぎ声、ほんと滾るわ。イキ顔もやらしくて可愛い」 「ひぐううぅっ」  ずんっと腰を突き上げられ、デリックは強烈な快感に目を見開いて悲鳴を響かせる。  ベッドの上で、全裸の二人が体を重ねていた。  アランが腰を動かすたびに、ぐちゅんっぐちゅんっと卑猥な粘着音が結合部から聞こえてきた。後孔に埋め込まれた陰茎が出し入れされると、既に何度も出されたアランの精液が漏れ出てシーツを汚した。  とっくにデリックの後孔はアランに犯されている。既に互いに何度も射精している。  つまりもう扉を開ける条件は満たしている。出ようと思えばすぐにでも部屋から出られる状態だった。  アランはそれをわかっていて無視してセックスを続け、デリックは自分の状況もなにもかも快楽で考えられない状態になっていた。  アランは邪魔が入らないよう魔法で結界を張り、思う様デリックの体を貪った。  仰向けになるデリックのムチムチの太股を大きく広げて覆い被さり、アランはずんずんっと後孔を激しく掻き混ぜる。結合部から漏れた精液がぐちゅぐちゅと泡立っている。 「ひおぉっ、やあぁっ、らめっ、ちくびらめぇっ」  きゅうっと乳首を引っ張られ、デリックはいやいやとかぶりを振る。  盛り上がった胸筋の先端にちょこんと慎ましく存在していた乳首は、散々弄られ赤く色づきピンと勃ち上がり酷くいやらしい見た目になっていた。 「嫌じゃないでしょ。乳首引っ張られて精液漏らしてるくせに」  嗜虐的に唇を歪め、アランは言う。  彼の指摘通り、デリックは乳首を引っ張られる刺激で射精していた。  咎めるように強く乳首を引っ張られ、デリックは快感に鳴いた。 「ひぐううぅっ、ちくび伸びちまう、伸びて戻らなくなりゅうぅっ」 「いいじゃん。伸びた方が吸いやすいし。デリック、俺に乳首ちゅうちゅうされるの好きでしょ? こうやって……」 「んああああっ、あっひぃっんんっ」  ぢゅううっと乳輪ごと乳首を吸い上げられ、デリックはまた精液を漏らした。自分で弄ったこともない、今まで存在を意識することもなかった胸の突起は、アランの手ですっかり性感帯に作り替えられてしまった。じんじんと腫れたように熱を持ち、少し撫でられるだけで背中が浮き上がるほど感じてしまう。  アランは片方の乳首に吸い付きながら、空いている方の胸を掌でむにむにと揉みしだいた。 「んっ、ちゅっ、ぢゅうっ、はあっ、デリックのでかいおっぱい、美味し、揉み心地も最高っ」 「んゃああっ、あっひっおぉっ」  かりかりと優しく歯を立てられ、デリックは快感に身を捩る。 「腰くねらせて、ちんぽ揺らして、いやらしくて可愛いよ、デリック」  蕩けたような顔で、甘い声音でアランが囁く。  可愛いだなんて言われて、最初はからかうなと怒っていた。こんなムキムキのおっさんに対して可愛いなどと、冗談でも笑えない。  言うなと窘めてもアランは可愛い可愛いと何度も繰り返し言ってくる。愛おしいものを見るような目で見つめながら。  だからどんどん脳が麻痺していって、可愛いと言われると胸がきゅんとなって、それに連動してアナルをきゅうっと締めつけるようになってしまった。まるでアランに可愛いと言われて喜んでいるかのように。  その反応にアランは嬉しそうに笑みを浮かべる。 「おっ、ひいぃっ、やらっ、ちんぽ弄るなぁっ」  胸から顔を上げたアランは、デリックのぺニスの先端をくちゅくちゅと掌で擦った。  散々精液を吐き出してもう殆ど出るもののなくなったそれの鈴口を円を描くようにこしゅこしゅこしゅこしゅと執拗に擦り回され、痛みにも似た鋭い快感にデリックは甲高い嬌声を上げる。 「んひぃいっ、ぃああっ、やめっええっ」  止めようと手を伸ばすけれど、力が入らず抵抗もままならない。  しつこく亀頭を弄り回され、後孔をとちゅっとちゅっと小刻みに突き上げられ、強すぎる刺激にデリックの目からぼろぼろと涙が零れた。 「やめっ、おおっおっ、出りゅ、漏れるっ、おひっひぃっ、漏らしちまうぅっ」 「いいよ、漏らして、ほら、お漏らしする恥ずかしいとこ見せてよ」 「おっおっおっ、ひっひぐぅっ、ううっ、出る出る出るぅっ」  ちゅこちゅこちゅこちゅこと何度も何度も先端を擦られ続け、デリックは遂に限界を迎えた。 「おっひぃいいっ」  ガクガクと全身を震わせ、はしたなく腰を浮かせ、ぺニスからぷしゃああっと体液を噴き出す。大量の体液が、二人の体に飛び散った。 「ひっ、ひうぅっ」 「よしよし、上手に潮吹きできたね、恥ずかしくて泣いちゃうデリックも可愛いよ」  情けなさに涙を流すデリックの顔に、アランは慰めるようにちゅっちゅっと唇を落とす。 「ほら、泣かないで、すごく可愛かったよ」 「うっ、ひっうぅっ……」 「可愛いって褒められて嬉しい? おまんこきゅんきゅんしてるね。ほんと可愛い」 「おっ、ひっ、ひっく……っ」 「ちゅーしよう、デリック、舌出して」  アランにねっとりと唇を舐められ、デリックは無意識に舌を差し出していた。  何度も重ねられた唇は腫れぼったい感じがずっと消えない。吸われまくった舌は痺れてもううまく動かせない。流れ込んでくる唾液を飲み込むことにもう抵抗など微塵も感じなくなっていた。  舌をれろれろと絡め合いながら、アランはデリックの両脚を抱え直し、激しくアナルを犯す。 「んおっおっおっおっ、おひっひっひぐっんんっ」 「イくよ、デリック、また中に出すからねっ」 「ひおぉおっおっ、んひっいっ、~~~~~~っ」  前立腺をぐりゅんっと潰され、どちゅんっと奥を突き上げられ、デリックは射精せずに絶頂を迎える。  ぎゅううぅっと肉筒に陰茎を扱かれ、アランもまた射精する。  何度目かの精液を注がれ、デリックの腹がアランの体液でたぷたぷに満たされていく。  ぐっぐっと腰を押し付け、最後の一滴まで吐き出してからアランはゆっくりと腰を引いた。 「くふぅうん……っ」  ずろろろっと剛直を引き抜かれていく感覚に、デリックは感じ入ったような甘い声を漏らす。  はあっはあっと荒い呼吸を繰り返し、ぐったりとシーツに沈むデリックの体をアランは引っくり返した。 「ああ、デリックのお尻むっちむち……」  アランの掌がうつ伏せになったデリックの尻臀を鷲掴み、もにゅもにゅと揉み込む。 「ずーっとこうして揉んでやりたかったんだよね。俺がエロい目で見てるの、デリックは全然気づいてなかったけど」 「あっあっあっ、んんっ」  むにゅんっむにゅんっむにゅんっとアランの指が尻肉に食い込む。  長時間アランの巨根を咥え込んで綻んだアナルから、とろりと精液が溢れた。ふっくらと盛り上がったアナルの縁から白濁とした体液が滴り落ちる様は酷く淫靡だった。 「エッロいなー。頭ん中では何度も犯してたけど、やっぱ本物は全然違うよね」 「んひっ、ひっおっ」  再びアナルに肉塊を押し当てられ、放心していたデリックの意識が呼び戻される。 「声も匂いもまんこの締め付けも、想像より万倍イイよ。想像してたより反応も全然可愛いし、触り心地も堪んない」 「んおおっおっおおっ」  ぬぐぬぐっと、亀頭が後孔にめり込んでくる。内壁は喜ぶようにちゅうちゅうとそれにしゃぶりついた。  勝手に腰が浮き、剛直を奥へと飲み込もうとする。けれど、それはなかなかそれ以上先へと進まない。浅い抜き差しを繰り返し、何度も亀頭で前立腺を抉るように擦り上げる。 「んひぉおおっおっおおっ、ひんぅうっ」 「デリックのここ、ぷっくり膨らんじゃってるね。こうやって、雁でごりゅごりゅされるの気持ちいい?」 「んっひっひっいぐうぅ゛~~~~~~っ」 「はは、イッちゃった? 中の痙攣すご……っ」  断続的にそこを刺激され、強烈な快感に目の前がチカチカする。  気持ちよくて、けれど内奥は物足りないと疼いている。もっと奥まで埋め込んで、さっきみたいにずんずん突き上げてほしい。デリックの体はすっかり後孔を犯される快楽を教え込まれていた。 「おぉっおっ、しょこ、だけじゃなくて、ぇえっ、おぐ、おぐぅっ、もっとおくまで入れてぇっ」 「あはっ、ちんぽ奥まで入れてほしいとか、デリックのここ、もうすっかりおまんこだね」 「ひおっおっ、ひうっ」  屈辱的なことを言われているはずなのに、デリックは怒りもせずも前立腺を押し潰される快感に喘ぐ。  そんなデリックを見下ろし、アランはにんまりと悪辣な笑みを唇に乗せた。 「じゃあ言って。おまんこにちんぽ入れてって」 「んひっうぅっ、入れっ、おま、まんこに、ちんぽぉっ、入れでぇっ」 「アランのちんぽ好きーって」 「ひっおっおっ、すき、ちんぽっ、アランのちんぽしゅきぃっ」 「アラン大好きーって」 「しゅきっ、アランだいしゅきっ、アランのちんぽほしいぃっ、おれのまんこアランのちんぽでいっぱいにしてぇっ」 「上出来だよ、デリック、マジで最高、エロくて可愛い、すぐにいっぱいにしてあげるから、ねっ」 「んおっ」  ずぼんっと、一気に奥まで捩じ込まれた。精液まみれの濡れそぼった直腸は、容易くそれを受け入れる。  胎内を剛直で満たされ、デリックはまた射精せずに達した。  デリックの背中にアランの胸板がぴったりと重なる。  とんっとんっと緩く腰を突き上げながら、アランはシーツとデリックの胸の間に無理やり両手を差し込んだ。むっちりとしたデリックの胸を、尻と同じように揉みしだく。 「んひあぁっ、あっひっひうっ」 「デリックのおっぱいムチムチ。ここもこうやって揉みまくってやりたいってずーっと思ってたんだよ。デリックの揉みがいのあるムチムチおっぱい」  アランは掌に伝わる感触を楽しむように執拗に胸を揉んだ。  まるで女のような扱いを受けているのに、快楽に思考を支配されたデリックがそれを不快に思うことはなく、されるがままだ。 「デリックはこうやって胸揉まれるよりも、乳首弄られる方が好きだよね?」 「んひぃっ」  ぎゅっと摘まんで突き出された乳頭を、ぐにゅぐにゅとシーツに擦りつけられデリックの体がびくんっと跳ねる。敏感な突起がシーツに擦れる刺激は強すぎて、その痺れるような快感から逃げようとするけれど、背後からアランの体重をかけられて身動きがとれない。 「ひぐぅっんっんひっひっひうぅんっ」 「気持ちい? おまんこうねってすごいよ」 「ひっひぃっ、らめ、らめぇっ、ちゅよしゅぎるぅっ、じんじん、して、ぇああっあっひぃんっ」  デリックはシーツに爪を立ててもがく。  デリックが半狂乱になって快楽に身悶えれば、アランは更に興奮して男根を滾らせ後孔を激しく攻め立てた。 「ひおっおっおっひいっ、おまんこもちゅよいぃっ、中、いっぱいこしゅれるうぅっ」 「ねえ、デリック、もっと奥に入れていいっ? このっ、ここの奥っ」  上擦る声で言いながら、アランは亀頭で奥をごちゅっごちゅっと突き上げる。 「ひっおっ、おくっ? ぅおおっひっくぅんんっ」 「そう、デリックのおまんこの一番奥、さっきいっぱいとんとんってしたから、もう緩くなってるよ、ほら、ぐうって押したら、ちんぽの先にちゅうちゅうって吸い付いてくる」 「ひぐっううっ、はっ、はいって、おぐぅっ、ちんぽはいってくりゅっ」 「うん、入れるよ、あっ、すごい、飲み込まれるっ」 「ひっぃいああああっ」  ぎゅぽんっと、亀頭が最奥を貫いた。  全身を快感が駆け抜け、デリックは顎を反らせて絶頂を迎える。 「ひぉっおっ、おぉっ……」 「ああ、気持ちいいっ、ちんぽの先扱かれるっ」  ぎゅぽっぎゅぽっぎゅぽっと絶え間なく最奥を穿たれ、デリックはびくびくと全身を痙攣させながら嬌声を上げ続ける。 「はあっ、デリックのおまんこ最高だよっ」  熱っぽく囁き、アランはデリックのうなじに何度も吸い付いた。  ぢゅうっと音を立てて肌を吸われ、そこにはたくさんの赤い痕が散りばめられていく。 「ひぅっんっんっあっひんんっ」 「デリック、もうデリックのここ、おまんこ、ちんぽの気持ちよさ覚えちゃったね。こんな気持ちいいの、もう忘れられないよね?」 「ひっいぐうぅっ、おくっ、ぐりぐりされたらいぐのとまんなくなりゅぅっ」 「すっかりおまんこイき覚えちゃって、忘れられるわけないよね?」 「ひんっ、んっんぉっおっんひいぃっ」 「舌ぺろぺろするちゅーも、乳首指で弾かれたりぢゅうって吸われるのも、ちんぽから潮吹きするのも大好きになっちゃったもんね?」 「ひああっ、らめっ、みみぃっ、耳、舌でちゅぽちゅぽらめぇっ」 「もう、おまんこちんぽで穿られるのクセになっちゃったよね? 毎日セックスしないときっとおまんこむずむずしちゃうよ」 「んひっひっくぅんっ、いくっまたいぐぅっ、もうずっといって、ひっひうぅっ」 「だからね、これからは毎日、俺がデリックのおまんこにちんぽ突っ込んでごしごししてあげるからね、こうやってっ」 「ひおおぉっおっおおっ」 「嬉しい、デリック? 毎日、ちんぽほしいよね? ほら、ちゃんと言って」  ばちゅんっばちゅんっばちゅんっと容赦なく最奥を突き上げられ、デリックはわけもわからないままガクガクと頷いた。 「おひっひっ、うれひっぃいっ、ちんぽ、毎日ぃっ、ほひぃいっ、ひぐっんぅうっ」 「あはっ、可愛いデリック、好き、大好きっ」  ばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっと抽挿は一層激しくなる。  腸壁を抉るように擦り上げられ、最奥を強く突き上げられ、デリックはただ快楽に喘ぐことしかできない。 「出すよ、一番奥に、デリックの中に、出るっ」 「んおぉっおっ、ひっうんんっ」  びゅくびゅくっと、殆ど一度目と量の変わらない精液を胎内に注がれる。  デリックは呆けた顔で、腹の中の精液がたぷんっと揺れるのを感じていた。 「嬉しい、デリック。これからはパーティーとしてだけじゃなくて、恋人としてもよろしくね」  背後からぎゅうっと抱き締められ、アランがそんなことを囁いてきたが、それに答える余裕などデリックにはなかった。  

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