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条件
「どういう、こと?」
【私が、お前だからだよ。ボウヤ】
「貴方は、だれ?」
【九尾の環だよ】
「なんで、僕の中にいるの?」
【お前の死んだ母親が私を封じた石を飲んだのさ。お前の母親は......】
「母さんを知ってるの!?」
【あぁ、身体が弱いやつだった。なんだ知らないのかい?自分の母親なのに】
「僕、覚えてないんだ。気がついたらひとりだったから......馨と逢えて嬉しかったんだ」
【そうかい。あの、祓い屋の小僧か......お前が処女をやった】
「なんで......知ってるの?」
【橋に赤い布を巻いていたよ。私の腕を見て驚いてたよ】
シャラン
「腕飾り......馨がくれたやつ。赤い布は、いつ?」
【4日程前だ】
「行かないと!山をおりなきゃ!替わって!」
【殺してもかい?】
「殺されて......も!約束したんだ!待ってるって!」
【それは、できない相談だね。私は、封印が、やっとのことで破れるとこなろなのに。そうだね......光を見つけられたらね。いいさ】
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