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覚悟
射し込む優しい陽差しに
包まれたあなたは
本当に綺麗だ
匂い立つ色香
紅に染まった肌
欲情のまま泣き濡れ
激しく俺を欲しがった
夕べのあなた
今は美しすぎる寝顔を
俺に見せてくれている
色白の肌はまるで
陶器のよにうに滑らか
適度に付いた筋肉は引き締まり
まるで彫刻のようだ
胸、臀部あたりは
フッワとした柔らかさ
なんとも摩訶不思議なからだ
幾ら眺めていても
飽きることはない
俺の女
おっと
寝返り打つんですか?
彼女なんて呼んだら
怒られるかな…
悪戯心がムクムクと動き出す
耳元で囁いてみる
「俺の可愛い彼女さん起きて~」
「ウウン な~に?わたし
だる~い~の~
あなたが激しすぎるんですもの~
なんて言うか!バーカ」
と憎まれ口を言った
次の瞬間可愛い声で
口づけをせがんで来る
狡いんだよなあ
堪られない
なんだ?
今頃心臓が爆発しそうだ
呼吸が荒くなる俺に気づいた
あなたは笑いながら
「現実は茨の道だから!
覚悟はいいか?」
きつく抱き締めながら
「お供します
あなたといれば
地獄も天国ですよ」
ふたりで生きると約束した
あなたを守ります
誰にも傷つけはさせない
覚悟は
出逢った時から
できています
ただ今日一日は
すべてを忘れて
俺の腕の中にいてください
「俺の女
可愛い恋人」
終
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