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第18話

「おはよ~圭吾」 「お~す新 昨日サンキューな」 「あぁなんのなんのそれよか 眠いなぁ」 俺と矢沢はぼわーっとなしがら 教室に辿り着いた 「おはよ~元気か~」と 走り寄って来た富永に抱きつかれた俺はバランスを崩した思わず そこにたっている奴の腕を掴んでしまった 「悪い!おい!好弥危ないだろうが」 捕まった腕の主はな、何と 砂川優~あちゃ~ 富永確信犯か! 「えっ!あっ!大丈夫だよ」 砂川はなんとなく俺を支えるような態勢を取って 「ふたり仲いいね」と 笑いながら席に行ってしまった 矢沢に頭を叩かれ富永はすまんすまんと頭をかいて俺見た チャイムが鳴り長い一日が始まった。 昼休み例によって購買に走り お目当てのメンカツサンをゲット し教室に戻ると なんと砂川が俺の席の隣に来て弁当を食べているではないか!!!! 俺が思いっきり戸惑っているのを尻目に富永は笑いながら手招きしている  判ってんだよ そこ俺の席だし  呼ばれなくても行きますが! 説明して~お願い~ 「好弥がさ朝の事砂川に謝って それでひとりで昼食べてるなら 一緒にどうよって声かけた 秋山隣のクラスで食うから 席貸してくれた」 矢沢は思いっきり早口で説明してくれて… 「ごめん!邪魔かな?だったら戻るよ」 砂川は気まずそうに俺の方を見た 「とんでもない!食べよう食べようどんどん食べよう」 三人は一瞬固まったが  「ふぇ~」 富永の間の抜けた返事に助けられ なんと砂川の隣で俺は!初弁したのだった

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