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第6話

「清明様、今日の会食は  いかがでしたでしょうか」 『あぁ、相手が我をじろじろ  見ていたな。何と不快だったか』 「姫様も皇帝に釘付けだった  のでしょう」 清明は麗と一緒にいたかった のである。 「皇帝、母様がこの後  部屋に来るようにとの  事でした』 『・・分かった』 (どうせ、いつ結婚するのか 咎めるだけだろう) 気が進まなかったが清明は 行く事にした。

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