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豹変

「おはようございます~はぁぁ」 「おはよ~おい!溜息やめろよ~ 気持ち判るけど…」 後輩の須永聖がテンションだだ下がりでため息が止まらない わかる!わかる! 俊也の撮影は 鬼畜なんだよ! 「来るぞ~来るぞ~九時」 ドアを開けながら 怒鳴り散らす奴 そう~俺たちの上司で恋人の 久保俊也だ! 「オイ!! 平! 須永! 今日は大丈夫だろうな!」 「はい!」 俺たちは直立不動で答える 「おはよう…」 「挨拶なんかしているは余裕あるのか スタジオセッティング万全だな?」 「はい!あっ!いえ!」 「平~どっちなんだよ」 「大丈夫です!」 俊也は顔合わせず 返事もせず スタジオに入って行った 須永はもう血の気引いてる モデルは大丈夫 商品も漏れ無し 俺らの仕事は万全なんだよ なのに何故か最後は 怒られている 「おはようございます!」 スタジオスタッフの挨拶に 笑顔で頷く俊也 「おはよう モデルさん入って貰って」 「はい!」 スタッフが出て行った 「須永 今日はモデルチェンジないよな」 「はい!大丈夫です」 入ってきたモデルは 浅黒く筋肉質そして何となく色気を感じる肉体と美しい顔 続いて入ってきた女性モデル…男性 透けるような肌と天使かと思うほどに 綺麗可愛系 華奢な体 良いチョイス! 俊也も打ち合わせ以上の見栄えするモデルに気分も上がっている 上手く行きそうな予感! それぞれ新商品を纏いカメラの前に立つ 「今日は一日お願いします」 挨拶が終わり まず男性モデルから撮影が始まった なかなか良い 何種類か履き替えて貰い 撮影も俊也も順調だ ドンドン撮る 動画何種類かとる 良い!この調子 今回の商品は 女性的な下着をつける またはつけたい またはつけて欲しい そう言った需要に お答えすべく 開発した商品のカタログ&動画撮影 さてお待ちかね天使さんの出番 良い~順調順調~ 可愛らし笑顔  色っぽい仕草 綺麗な体のラインに下着が 良く映る 俊也はご機嫌だ! 天使が付けている下着は 総レースなのにストレッチ素材 白 ピンク 赤 黒 パンティは透け感はあるが 中の男根は見えない…エロい ブラジャーは胸元が余らないように 工夫されていてシルエットが美しい 動画もエロカワイイじゃないか 休憩を挟みふたりの絡み撮影 いや~いいわ 本当恋人に見える 女性モデルさん潤んでる? 頰がほんのりピンク  際どくねぇ 俊也~それ際どい! 個人的にはブラいらんなぁ  でも俊也に付けさせて  ホック外す~エロ 後から手を~ 「平! 平!! 平!!! 寝てるのか!!!!」 「はい!はい!何か?」 叩かれた!畜生! 「何か?聞いてなかったのか? 女性のほうパンティのサイズ 合ってない 見えるぞ」 「えっ!いや 採寸の…」 「何でもいいから早く取り替えろ!」 すぐさまサイズを変えたが 収まり切らない!やばい! モデルさんを控室に戻って貰う 抜かせるか! 「須永!!須永!!!今どこ?」 「今モデルさんと鉢合わせして控室です ご本人が今日無理だと… はじめての撮影で興奮しちゃって 泣き出して はい 今です なんかお相手が好みだとか どうしますか? あっマネジャーさん来ました 今代わります」 俺も説得したが 結局撮影は無理と判断し 責任持って別のモデルを探す 事で話しをつけた 契約の話しは  後で部長と話して貰うことなった 須永はしきりに首を捻り 「でも…勃っても大丈夫でしたよね サイズね~いけましたよね~ おかしいよな~ はんだちだった?」 「知るか~確認不足!」 ク~ 大丈夫だったはず 何で!こうなる!

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