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第2話
「あーっ、イク!中に出す!しっかり孕めよ、司!」
ガン堀りで部屋中にパンパンと肌と肌を叩き合う音を響かせ、司も同時に、あんあん喘ぎながら、洋輔は司の中で射精。
動きを止め、司の中に精子を注いでいる彼氏を眺める。
僕は自然とスマホを手に取った。
セフレにLINE。
『今日、来れたりする?やりたい』
数分後、既読が付いた。
『大丈夫だよ、何時くらい?』
『今すぐ』
既読は付いたが、暫く間が空いた。
『あと2時間後でもOK?』
『ごめん、誰かとエッチ中だった?』
『んにゃ、終わったとこだったw』
そうなんだ、と口元が綻んだ。
「なに、にやついてんだ?大輝」
セックスを終えた彼氏の洋輔と洋輔のセフレ、司がやって来た。
「なにか飲み物、もらっていい?」
「いいよ、お酒以外なら」
司がキッチンに向かう後ろ姿を見ると、太ももを白濁が伝っている。
「何発やったの?洋輔」
「んー?3」
「あっ、司、僕にも飲み物、取って、ビール。洋輔は?」
「あー、俺はまだいいや、ミネラルウォーター、司」
はーい、と素っ裸の司が冷蔵庫を漁りながら応える。
そんな僕も、洋輔も同じく素っ裸なんだけどさ。
「ありがと。後で恭兵が来るかも」
司から渡されたビールを空けて口火を切った。
「恭兵が?」
「うん。今、違う誰かんとこ、いたっぽいけどね」
にや、と狡猾な笑みを浮かべてから、ビールを飲んだ。
恭兵は司の彼氏だからだ。
「恭兵もやるねー。てか、元気」
司が笑いながらペットボトルのジュースをぐびぐび飲んだ。
2時間後、恭兵がやって来た。
全裸で出迎えた僕はすぐさま、恭兵の首に腕を絡めてキスをした。
舌を絡ませ、何度も角度を変え、濃厚なキス。
ちゅ、と音を立て唇を離すと唾液が糸を引いた。
「お待たせ、大輝」
「めちゃくちゃ待ったんだよー、恭兵」
そして、またキス。
玄関先で僕は仰向けになり、脚を大きく掲げた。
「見て、恭兵」
キスだけで勃起した僕のアレとひくつく穴。
恭兵は顔を近づけ、凝視してくれた。
「すげー、いやらしい穴。ごめんな、遅くなって」
そう言うと、恭兵はアナルに生温い舌を這わせてくれた。
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