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罠に嵌り敗北⁈快感を刻まれた男の末路
ここは地下労働所。
借金を返せず地下労働する者が集められている場所。
「悠一、やめとけって」
「そうだ。俺達が我慢すればいいだけだし」
「何言ってんだ。俺達は馬鹿にされたりすることは今迄たくさんあったが、そのまま引き下がったりしなかっただろ。どんな奴でも食らいつく」
狗崎悠一。元ヤンキーでトップを誇っていたが辞めて数年後。今はヤンキー時代の仲間と地下労働所で働いている。
蛭山という男のせいで働くことになったのだが、今は目の前にいる男三人だ。
「金は落ちていたんだ。手放したも同然だろ」
「盗んだと手放したがお前達のなかでは同義ってか。笑わせるぜ。欲しいものがあればゲームで勝つ。それがここのルールだ」
「チッ、いい気になりやがって。おい、喧嘩ならこっちだって負けねえんだよ」
「ゲーム内容は喧嘩だな。その勝負引き受けてやるよ」
「喧嘩といっても我慢比べだ。ルールはこっちが決める」
同じ時期に労働所に来た矢野は気弱で優しい奴で、連帯保証人にされてしまい来たらしい。矢野を脅した奴は前から気に入らなかったからちょうどいい。
「悠一くん、相手の思う壺だよ」
「売られた喧嘩は買う。卑怯な手を使ってきても叩き潰すさ」
「でも」
「心配するなって。勝ってアイツらに飯奢らせる」
「今回も勝つさ、狗崎なら」
女好きだが妹を守るためヤバい奴に挑んだ志島が矢野を励ます。俺ら三人で地上に戻ることを夢見て頑張ってきたんだ。
だが、ここはクズや負け犬、イカれた奴が集まる場所。俺はまだこの場所の恐ろしさを分かっていなかったのだった。
★★★★★
「我慢比べって俺をボコりたいために拘束するのか?」
「平気な顔も今のうちだ。俺らには天海さんがついてるんだ」
「天海?誰だよ、お前達が戦わずに威張ってるなんて世話ねえな」
「天海さん、お願いします!こいつを教育して下さい」
奥から出てきたのは銀色の髪の男で、鋭い眼差しで値踏みするように見てきた。雑魚三人衆より強そうなオーラを出している。
「ルール説明聞かず勝負受けたのは失敗だな。そんな闇雲に引き受けたら潰されてしまう」
「勝負に勝ったら言うんだな。こっちが勝ったら盗んだ金も含めて有り金全部貰う」
「いいよ。じゃあ、俺が勝てば君、狗になって」
「は?首輪でもはめて飼うつもりか?」
「ま、そんなとこ。俺、上手いからいい主人になるよ」
「俺は勝つ。さっさと始めようぜ」
「分かった。そこの椅子に座って」
「タコ殴りってわけか」
「しないよ。手、痛くなるし」
狗崎が椅子に座ると拘束具が付けられ動けない。足を広げた形で座らされた彼の前に天海は立ち裾をめくり上げる。労働者は麻のワンピースを支給され下着とそれしか着られない。金が手に入るとベルトや上着など買えるが、すぐに汚れてしまうため買う者はいない。
天海は気にするタイプなのか狗崎達とは違う服を着ている。清潔な白シャツ、黒のパンツを着た天海は他の奴と違う雰囲気を醸し出していた。
「今から気持ちよくするけど、15分耐えられたら君の勝ち。さて、始めようか」
「くすぐりか?そんなの効かないぜ」
「さすってほしいならいいけど」
天海が持ってきた鞄の中から先の尖った、調味料を入れるような入れ物を出し、穴へと突っ込む。異物に気持ち悪さを感じたが、どろっとしたものが注入され、次第にじわじわと熱くなっていくのが分かった。
「さて、指二本かな」
「うんっ、ぁ、はぁっ、気持ち悪りぃ、んあっ…んんっ」
「いきなりペースあげても面白くないと思ったんだけど、君が大丈夫ならいいよ」
器具を取り出し穴を開いたまま固定させる。前には筒のような玩具を取り付けようとするが、細い管を少しずつ通してきたのだ。
「暴れると痛いからね」
「ん……んん……」
装着する間は太いローターがナカを這いずり回り、人肌ぐらいの温かさで奥へと進もうとしているのが分かる。時々噴射された液は温かく、その液のせいか太股に息があたるだけでむずむずした。
「よく見ててよね。この細い管が君を気持ちよくさせるから」
「うっ、ああっ、痛い、いてぇ、抜け抜けよ!っあああ、ああああ"あ"あ"」
「ちゃんとローション使ってるのでスルスル入るな。楽しい楽しい」
「へへっ、天海さんが優しい言葉で話す時はまだ簡単な前戯ってことだぜ」
いつの間にかギャラリーが増え、おっさん達が笑っている。見せ物じゃねえと追い払おうとすると管をゴリゴリ動かされ叫ぶしかない。
「カテーテルって知ってます?アレ入れられて媚薬注がれたら狂い死ぬって聞きますけど、君にするの楽しみだなぁ」
「は、やくっ、抜きやが、れ!」
「じゃじゃ馬でも、イけないのは辛いんだよ。例えばナカからいじられると」
「おい、俺がイく、イッちゃうなんて言うかよ出せないのにイくわけないだろ」
「ふふっ、これだから面白いんだよな初物って」
★★★★★
「ひっ、ちょ、待っ……」
「まだ10分にもなってない。意外と淫乱だったんだな狗」
「うっ、は、あッ、激しい、そんなに、こすんなっ」
天海は何もしていない。ただ、太めのバイブを突っ込み出し入れさせているだけ。
「あっ!?」
ねじ込まれたため最初は痛みを感じていたが、バイブから放出される媚薬により快楽へと変わっていく。
機械だからお構いなしに動き回り、イきたいのに管で塞がれイくことはできず身体を揺らして逃すしか出来なかった。
今の狗崎は早く気持ち良くなりたいとしか感じられず、天海の名を何度も呼んだ。
「あ、あが、やっ、そこ、んあっ、はぁ、天海、うぁっ!?」
「狗になる気になったならイかせてもいいけど?」
「い、ぬに…」
「そう。負けを認める?」
「あ、そ、それ、は、…っああ⁈」
「ご主人様が聞いてんだよ。イきてえなら負けを認めろって言ってんだ。それともS字結腸まで犯されたいか?あ''あ''?」
「あっ、ぐっ、やめっ、それ以上、挿れられたら」
「別にナカへ水入れてもいいし、卵型ローター入れて産ませるのも悪くないよな?それとも乳首開発すっか?元の身体に戻れねえけど、よ!」
「そんなっ!?ぐぅっ、あぐっ、あっ、んん、ん、んんっ!」
「天海のキス&突きが炸裂したぜ!」
機械は抜かれたが天海のモノが挿入され、既に入っていたローターは奥へ押し込まれて苦しい。だが、お構いなしに股と股がぶつかり合う音を聞かせながら、口内まで犯してくる。上顎を舌で撫でられるだけで気持ちよく、胸を捕まれて揉みしだかれ、幾度も突き上げられる快感に狗崎が堕ちるのも時間の問題だった。
「管を抜いたら気持ちいいんだ。ほら、いくぞ」
「んぁ、ま、まっ、て、ひゃあ!!!?、はッぁあ…ッ、やめッ、それ、だめ、だめ…ッッ!!」
管が抜かれた瞬間、盛大にイき、白い液は噴水のように噴き出した。ギャラリーの歓声が湧き、恥ずかしい気持ちと経験したことのない気持ち良さに身体が震える。
「それで、負けを認めるか?」
「ああ、俺をアンタの、狗に…」
「ふぅん。俺の勝ちは分かってたけど、まあまあ楽しめたよ。飽きるまで俺の狗にしてあげる」
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