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第7話

本棚や椅子、机がある室内。そこで守は本を読んでいた。 喫茶店の仕事が休みの日、守は自分の部屋で本を読んだりして過ごす。 その日も守は一人静かに本を読んでいた。 その時、玄関のインターホンがなった。守は本に栞を挟むとは〜いと言う言葉を発した。 玄関を開けた守はその目を見開いた。 そこには頬に手形がある守の愛する男の姿があった。 「どっどうしたの?そのほっぺ」 「ああ、これか、これはその…守っ」 「エッ」その時、守を驚かせたのは守の愛する男のハグだった。 男は刹那、守の唇に優しいキスをし守を更に驚かせた。 キスの後、守は「なっ何があったの?」と言いその顔に心配そうな表情を浮かべた。 「浮気相手全員と別れた」男はそう言いその顔を綻ばせた。 守は驚いた表情を浮かべた後、その顔を綻ばせた。 「そう」守は嬉し涙を浮かべながらその口を開いた。

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