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第15話
ガラガラ〜
「やっときた遅かったね」
「そうか?予定通りやと思っててんけどなぁ」
「まぁいいよ早くその子紹介してよ」
「あ〜はいはい真緒もうちょっとこっち来て」
「......???」
「真緒って言うんだねこんにちは僕は医者をしてる碇(イカリ)だよ。よろしくね」
「は、はいよろしくお願いします。」
「ねぇ真緒くんちょっと身体見せてもらってもいいかな?」
「な、何するんですか」
「健康診断?的な」
「...............」
「なんや?怖いんか?」
「別に怖くないけど...」
「碇はああ見えて結構いい医者や安心し」
「なーにがああ見えてだよ」
「ハハッごめんやん」
「怖くない...?」
「あぁ痛くもしない」
「じゃあする」
「ありがとうね真緒くん」
「...はい」
「じゃあ服あげて........................」
10分後...
「体弱い方かな?今しんどい?」
「ちょっとだけ」
「そう、ちょっとここで休んでてくれる?」
「はいありがとうございます」
「ねぇ理世」
「なんや?」
「真緒くんODしてない?」
「してるなぁ昨日してたわ」
「やっぱりね心拍数が少し変だし汗も出てる夏でもないのにしかも焦点があってない」
「止めたいんやけどなぁ」
「まさか薬取ったりしてないよね?」
「え?取ったけど...」
「あぁバカ何してんだよ」
「はぁ?持ってたらやってまうやろ」
「だからって急に取り上げると今度は離脱症状が出てもっと飲まなきゃってなるんだよ」
「えぇ...はぁ最悪」
「ちょっと通ってもらってもいい?あと薬取り上げるんじゃなくて分からない程度に減らしていって」
「分かった真緒は?」
「寝てるまだ薬が切れてないと思う」
「そうかありがとうな」
「いえいえ」
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