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処理される
「はぁ…あ…はぁ…」
「…」
「…」
床に寝かされ…
たまにビクビクと震えながら、息を荒げる僕を…
ハルトとショウヤが、見下ろしていた。
「どうしましょう…」
ショウヤが言った。
「とりあえず、イかせてあげたらいいんだよね?」
ハルトは、そう言いながら…
僕の衣装の裾をたくし上げた。
「うわあー…」
ショウヤが若干目を輝かせて、感嘆した。
レギンス的なものをはいてはいたが…
それでも歴然なほど、
僕のモノは、いきり立ってしまっていた。
「…」
ハルトは、少し考えて…そして、言った。
「ショウヤ、やってあげなさいよ。見張っててあげるから」
「ええええっ?」
「今回は譲るわ」
「…ま、マジですか…」
「うん、次回は頂くわ」
「…わかりました、ありがとうございます」
ハルトは、楽屋の入り口のドアの前に立った。
誰か知らない人が、
むやみに入って来るのを阻止するために…
「…か、カオルさん…」
ショウヤは、自分も若干手を震わせながら、
僕のレギンスを下着ごと…とりあえず脱がせた。
「…んん…」
僕のいきり立ったモノが、露わになった。
ショウヤは…唾をゴクンと飲み込んだ。
「…どうしたらいいでしょう、これ…」
「手でも口でも何でもいいから、イかせてあげたらいいんじゃないのー?」
「…」
ハルトに言われて、
ショウヤはそれを、そっと右手で握りしめた。
「…は…あっ…」
僕の身体が、更にビクッと震えた。
そして彼は…
その先端に、じわっと滲んだものを舌で舐めた。
「…あ…んん」
それに反応して僕のモノも、ドクンと脈を打った。
「…」
たまらずショウヤは、
それを思い切り口に押し込んだ。
「…ああっ…あ…」
ショウヤは、夢中で僕のモノを味わうように、
舌を絡ませてながら、何度も吸い付いてきた。
「んっ…んんん…出…ちゃう…」
「…待って!」
僕のそれを聞いて、
ショウヤは思わず口を離した。
そして、自分もまた恍惚の表情を浮かべて、言った。
「せっかく…せっかくこんなになってるのに…口でするだけなんて…」
そして…ハルトに向かって訊いた。
「挿れても、いいんですか??」
「…うーん…いいんじゃない?…どうであれ、とりあえず処理さえできれば」
ぶっちゃけハルトは、
どうでもいいからさっさと終わって欲しいと…
思っていたに違いない…
それを聞いたショウヤは…
徐に自分のズボンを脱ぎ捨てた。
そして、僕の身体を跨いだ。
「カオルさん…役不足ですけど、頂きます…」
そう言いながら、ショウヤは…
小刻みに震える僕のモノを握り…
自分の中に、ゆっくりと差し込んだ。
「…んんっ…あっ…あっ…」
ショウヤは、声を上げながら…
奥までしっかり、僕のモノを咥え込んだ。
「…あっ…ああ…」
もう出る寸前だった僕のモノは…
ショウヤの中で、より一層ビクビクを増した。
「…あっ…カオルさんがビクビクしてるの…すっごく気持ちいい…」
言いながらショウヤは、
ゆっくり自分の腰を上下させた。
「はっ…あっ…」
その擦れる刺激が、
僕のモノをズンズン昇り詰めさせた。
「あっ…あっ…出して、出してください…」
ショウヤは、また懇願しながら…
更に腰の動きを早めた。
「…んっ…あっ…あああっ…」
僕は、大きく身体を反らせた…
そして、ショウヤの中に吐精させた。
「…はぁ…ぁ…はぁ…」
「ああ…カオルさんの…気持ちいい…」
脱力して、肩で息をする僕を見下ろしながら
そう言ってのけるショウヤは、
それはそれは…恍惚な笑みを浮かべていた…
僕は…手を、そっとショウヤのモノに、伸ばした。
「…ああっ…」
ショウヤの身体がビクッと震えた。
それもまた、
はち切れそうにビクビクといきり勃っていた。
僕はそれを、両手で握り…ゆっくりと上下に扱いた。
「…んんんっ…カオルさん…あっ…そんな…」
それは見る見る…膨張し、小刻みに震えだした。
僕は、手の動きを早めた。
「あっ…あっ…もう、出ちゃい…ます…」
LIVE直後のカオル相手に…
しかも自分の中にカオルのモノを残したまま、
その上カオルに自分のモノを愛撫されるっていう…
おそらく彼にとっては、
この上ない狂喜シチュエーションだったと思われる。
ショウヤのそれは、あっという間にイッてしまった。
「終わったら、さっさと支度してー」
一部始終を見ていたハルトが、
待ちきれない風に言った。
残念ながらショウヤには、
その喜び余韻に浸る時間は、無さそうだった。
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