66 / 398

診察(2)

「はぁ…はぁ…」 余韻に息を上げる僕を… サエゾウは後ろから…強く抱きしめて言った。 「大丈夫じゃん、カオル…」 カイは、ゆっくり僕の中から引き出し… 僕の身体を拭いた。 「今日は、これくらいにしとくか…」 シルクは言いながら、手袋を外した。 「…うん」 サエゾウも、僕の肩に顔をうずめながら答えた。 「はぁ…はぁ…サエ…さん」 「…ん?」 「サエさんにも…確かめて…欲しいです…」 「…えっ」 サエゾウは、ビックリして顔を上げた。 後ろから僕にピッタリくっついていたサエゾウの… 硬くビクビクした彼のモノの感触を、 僕はずっと、背中に感じていたのだ… 「サエさんの…それ…挿れて欲しい…」 サエゾウは、すぐに僕の背中を離れると… 僕の正面に回り…僕を布団に押し倒した。 「…大丈夫なの?」 サエゾウは、心配そうな目で…僕を見下ろした。 僕は、ふふっと笑いながら言った。 「…いつものサエさんぽくない…」 「…」 それを聞くと、サエゾウは…いったん目を閉じた。 再び目を開けた彼は… いつものように、ニヤっと笑って言った。 「そーいう事なら、遠慮なくやっちゃうよー」 そしてサエゾウは… シルクの手から、聴診器を奪い取った。 彼は、それを首にかけると… 「もうちょっと診察しますねー」 なんて言いながら… 聴診器と指とで、僕の両方の乳首に触れてきた。 「…んんっ…」 指は乳首を愛撫したまま… サエゾウは聴診器を、僕の…顔や首や… いろいろな所に、ペタペタとあててきた。 「…んっ…ん…」 「…診察楽しいな…」 言いながら…彼は、 今度は下半身の方に聴診器をあて始めた。 「ちょっと元気ないですねー」 言いながら、サエゾウは… 僕のモノにもそれをあてた。 まあ…2回イっちゃいましたからね… サエゾウは胸から手を離し… 僕のモノを握りながら、丁寧に聴診器をあてた。 「…んっ」 僕はピクっとなった。 「看護師さん…そっちお願いします」 「ふふっ…はいはい…」 呼ばれた看護師…いや、シルクが… 僕の頭の上から、両方の乳首に手を伸ばした。 「…は…あっ…」 サエゾウとシルクに、 乳首とモノを弄ばれて… 僕の身体は、またザワザワと…熱を帯びてきた。 カシャッ… またシャッターを切るショウヤに向かって、 カイが言った。 「ショウヤ…ズボン脱いで」 「ええっ!?」 「…だって、そんなんなってんじゃん」 「…いや、でも…」 「いーから」 カイは、半ば無理やり ショウヤを椅子から立ち上がらせると、 彼のズボンを下着ごと下ろした。 「ショウヤ…今回の功労者だもんな…」 言いながらカイは、 いきり勃った彼のモノに、優しく触れた。 「…はっ…ああっ…」 ショウヤは、ガクンとよろけた。 その身体を、横から受け止めて…ハルトが言った。 「…俺が挿れていい?」 「…はい」 ショウヤは、少し恥ずかしそうに頷いた。 ハルトも自分のズボンを脱ぐと… ショウヤの身体を、自分の上に、前向きに乗せた。 そして、自分のモノを… ショウヤの中に、ゆっくり差し込んだ。 「…んんっ…あっ…あああっ…」 奥まで入ったハルトは、 後ろから手を回して、 ショウヤの乳首とモノを…愛撫した。 「はあっ…あっ…あああっ…」 ショウヤさんが… ハルトさんに挿れられて、喘いでる… 僕はそれを横目で見た。 その光景は…僕の中の快感を、更に増幅させた。 僕は、ビクビクと震えながら…懇願した。 「はぁ…サエさん…僕にも…挿れてください…」 それを聞くとサエゾウは、 聴診器を投げ捨て…自分のズボンも脱ぎ捨てた。 「治療しまーす」 宣言して、彼は僕の両足を大きく開いた。 そして、ずっと背中に感じていた彼のモノが… 僕の中にグリグリと入ってきた… 「はああっ…あっ…あっ…」 またすっかり気持ち良くなってしまった僕は… 乳首を愛撫し続けている、 シルクの股間に、震える手を伸ばした。 そして彼の顔を見上げて、言った。 「…あっ…はぁ…口に…挿れて…」 シルクは少し口を尖らせ、 しょうがないなーっていう顔をした。 そして乳首から手を離すと、 自分のズボンを脱ぎ…僕の首ら辺に跨った。 「こっちも治療しますね…」 そう言ってシルクは、 僕の口に…自分のモノを押し込んだ。 「…んんっ…んっ…」 僕はそれを、舌で捕らえた。 「カオル…両方塞がれちゃったね…」 ハルトがいやらしく、ショウヤに囁いた。 「…ああっ…あっ…はあああっ…」 それがトドメになったか… ショウヤは敢えなく吐精した。 それを確認したハルトは… 自分の快感に任せて… ショウヤの身体を激しく揺らした。 ほどなく…ハルトもイった。 サエゾウとシルクも、 それぞれの僕の中へ、激しく抽挿させていた。 「…っ…ん…ん…」 僕はもう…気持ち良過ぎて… 朦朧としてきていた。 「はっ…あっ…ああっ…」 サエゾウは…ビクビクと身体を硬直させながら… 僕のモノを握った。 そして…僕の中に彼の愛液が吐き出された。 「…んん…んっ…」 またいろいろな感触が、絡まり合って… 僕はまた…最高潮の瞬間を迎えた… 「…んっ…あ…あっ…」 ほぼ同時に… ビクビク震えたシルクのモノが… 僕の口の中に愛液を吐き出した。 またそれが…いやらしく口から溢れた。 ドロドロになりながらも… 僕は…この人達にイかされたことが、 気持ち良くてたまらなく… 恍惚な笑みを浮かべて、目を閉じた。 カイが冷静に言った。 「完治したぽいな」 僕は小さく…頷いた。

ともだちにシェアしよう!