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第一話 発情
部屋の中に入った後
僕が、ドアに押される感じで男性が迫ってきた
僕は、咄嗟に顔を下にして男性と目を合わせないようにした
でも、男性が僕の顎をあげて男性の瞳を見てしまった
今までにないくらい、体が熱くなる
耐えられなくなって、座ってしまった
体がゾクゾクする
少し、だけイッてしまった
なのに、この人に掻き回されたい、めっちゃくちゃにして欲しい、抱かれたい
ダメなのに、全身が疼いてしまう
自分だってわかってる、平凡な僕がこの人と番ことが出来るなんて
初めて見た時から思っていた
それでも、男性が忘れられなかった
僕が、夢見ている世界は違うのだと
今だけでいい、発情している期間だけは僕のことを思ってて欲しい
お願いします。神様、今だけはこの人が僕だけを見てくれるようにしてください
そう思って、顔をあげる
男性は、とっても辛そうな顔をしていた
そして、僕にキスをしてきた
唇と唇を合わせるだけのキスだと思っていたゆきは、合わさった後にすぐ離れようとした
だけど、男性が僕の後頭部を支える感じで押さえられる
そして、男性は僕の口の中に入り舌を絡めてくる
びっくりして、舌を噛みそうになったけど
気持ちよすぎて声が出てしまった
「んっ」
僕のファーストキスは取られてしまったけどそんなことは、どうでもいい
ゆきは、ただ気持ちよくなることだけしか考えられなくなってしまった
だんだん激しくなって
「んッ!」
そして、唇が離れる
「ここでは、寒いベットに行こう」
ゆきは、頭が混乱していて返事が出来なかった
だから、コクっと頷いた
僕の体を男性が持ち上げた
いわゆる、お姫様抱っこという形になった
男性は、早歩きでベットに向かい僕の体を押したをした
男性が僕に覆いかぶさるように迫り来る
そのまま、男性の顔が近ずき
また、キスをする
ダメだとわかっているのに体が反応してしまう
自分の体じゃないかのように
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