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第2話
えっ、ええええええ?!
俺が、結婚?!
俺 ケイト ユリアは ひょんなことから 姫の代わりに結婚することに…?!
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「早く着替えろ!!たくさん人が待っている!」
「すみません!!」
何なんだよこいつ!!
俺ドレスなんて着たことないし…なんで姫はいつもこんなもの着てるんだ…
「着替え終わったか。うむ。まぁまぁイケるな」
このクソ野郎……!
「じゃあ今から結婚相手を決めてもらおう。
姫が気に入る相手を選ぶんだぞ!」
ったって…俺 姫の好みなんて分かんねぇよ…
「はぁ…」
「……もちろん代わりをしてもらうからには
こちらもそれなりの対応はする。緊急事態なんだ。だから嫌がらないでくれ…」
「別にいいですよ…もう今更 嫌って言っても…」
「そうか。では始めるぞ」
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王子A「ぼ、僕 風の噂で姫のこと沢山聞いて…!これ!僕の国の特産品です!どうぞ受け取ってください!結婚してください!」
「はぁ…」
B「この指輪 どうぞ! 国の鉱石で作ってあります!こ…こんな物しかないけど…姫と繋がりたい気持ちは 僕 誰にも負けないです!
あ、変な意味の繋がるじゃなくてっ…///」
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F「噂どうり麗しい姫で…♡」
俺男ですけど。
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「はぁあぁぁ……つ、つかれたァァ!」
やっと休憩か… さっきの人で57人目…
もう、誰でもいいよ… でもこれまでの人姫に下心持ちすぎで気持ち悪かったな…
「と言うか、何で皆姫が偽物って気づかないんだ…?」
「それはお前が中性的な顔立ちで姫に似てるからだな。確実に。」
「は?!び、びっくりしたぁ!!
え、似てる?!姫って絶世の美女なんじゃ…」
「うむ。…まぁいい。休憩は終わりだ。」
…また始まるのか…
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「…こんちは。」
…?なんかこの人だけほかの人と雰囲気が
違うな…
「こ、こんにちは♡」
「…思ったよりブスだな」
…は?
「絶世の美女じゃねえのかよ?意外と体も
ゴツゴツしてるし。てか俺こんなんと結婚とかしたくねぇ」
「は…?!」
「何?うざいんだけど。 早く追い出せよ」
こ、コイツ…!
「あなたにします。」
「はぁ?」
「私の結婚相手、あなたにします♡」
「ふっ、ざけんなよ!!」
改めて言います
俺 結婚します
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