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第1話 ろくでもない仕事
僕はいま、二十四年間生きてきたなかで最大のろくでもない話を聞かされている。これまでで一番ろくでもなかったのは“貴族令嬢向けの便秘改善薬”という名の下剤の試飲だったけれど、それを上回るろくでもなさだ。
そもそも便秘の改善薬なら便秘の人に試飲させるのが普通だろう? それこそ大兄の奥さんなんて、子どもの頃からの便秘症だって話だ。そういうベテランの便秘でこそ試してみるべきなのに、どうして快便の僕で試そうなんて思ったんだよ、クソ親父。
そしていま、そのクソ親父の口からろくでもない話、いや命令を聞かされている。
「サファイヤ、聞いているのか?」
「……聞いてますけど、そもそも僕は専門外じゃ……」
「先方からのご指名だ」
あー、ご指名ですか、そうですか。依頼主はとんでもなく有名な貴族様だから、そりゃあ地位と権力に弱々なクソ親父が断るはずないですよね。
本当は話なんて聞きたくないけれど、おとなしく聞かざるを得ない。家ではなんとか逃げきったとしても、結局こうして職場で捕まってしまうのだから諦めるしかなかった。
「これは父としてではなく、医長としての命令だ。いいか、伯爵様は大変長い間ご子息のことを心配されてきた。今回が最後のチャンスかもしれないと思い、だからこそと懇願されてもいる。王宮医の一人として立派に役目を果たすんだぞ」
「……だから、なんで僕なんだよ」
そんなに悩んでいるのなら、専門医に依頼するのが当然だろう。それなのに、どうして僕を指名したんだ。そう思いながら少しばかり口を尖らせていたら、「何か言ったか?」と父上が睨んできた。
「いーえ、なんでもありません」
「よろしい。伯爵家から迎えが来るのは夕方だ、それまでに準備を整えておきなさい。あぁ、伯爵家にいる間は、職場 に来なくてもよいからな」
「は? 夕方? ちょっと待って、なんでそんなすぐなんだよ! いくらなんでも早すぎるだろ!?」
「自業自得だ。この話は十日前にわたしの元に届いている。それから何度も話をしようとしたが、そのたびに逃げていたのはおまえのほうだろう? その結果、ぎりぎりの今日になったわけだ」
最悪だ。ろくでもない内容のうえに、すぐに行かなければならないなんて。あんた、それでも本当に父親か。
「あぁ、それからこれも持って行け。すぐには必要ないだろうが、いずれ使う日も来るだろう。いや、使う日が来なければならない」
目の前に、革張りでやや小振りの旅行鞄 のような鞄が置かれた。ところどころに独特の刺繍や型押し模様が入っていて、ひと目で貴族が使う高価なものだということがわかる。
なんだろうと思って開けてみると、上半分に色とりどりの瓶が並んでいた。
「薬瓶……?」
それにしては大きいな。瓶には花の描かれたラベルが貼られていて、薬というよりも女性が好む液体石鹸や香水のように見える。
瓶の下にはベルベッドに包まれた箱が入っていた。こっちはなんだろうと蓋を開け、ギョッとしてすぐに蓋を閉めた。
「な、な、な……」
「サファイヤ、王宮医として、いやカンターベル家の医者として、見事お役目を果たしてこい」
「い、嫌だー!」
叫び声もむなしく、その日の夕方、伯爵家からやって来た豪華な貴族馬車に乗せられた僕は、王城から少し離れた一等地に建つ伯爵家の屋敷に連行されることになった。
※ ※
屋敷に到着した僕はいま、伯爵様とそのご子息の前に座っている。というのも、一緒に食事をしようと命令……、もとい、誘われたからだ。
いつもの僕なら「思う存分うまいものを食べるぞー!」と思うところだけれど、呼ばれた内容が内容だけにいたたまれなくて動きがぎこちなくなってしまう。せっかくの分厚いステーキなのに、しっかり味わう余裕すらない。
(まだ二枚目なんて、僕にしては小食だよなぁ)
いつもの僕なら食事開始十分で三枚目に突入しているところなのに、食欲が落ちるなんて青天の霹靂だ。そんな僕を見るたびに、幼馴染みで騎士団に入ったファルクは「体は小さいのに、どんだけ大食らいなんだよ」なんて笑う。だったらいっぺん王宮医になってみろって言うんだ。
王宮勤めの医者ってのは、はっきり言ってめちゃくちゃ忙しい。ぶっちゃけ、官僚よりも忙しいんじゃないかって思うくらいだ。下手したら、昼食どころか夕食だって食べる時間がないときもある。だからこそ、食べられるときに食べ溜めておかないとやってられない。
見た目は細っこくて小柄な僕だけど、休日なし、休憩なし、なんなら徹夜の三連チャンをこなしても倒れたことなんて一度もなかった。それもこれも、思う存分食い溜めできる体のお陰だ。
(っていうか、そうしないと体がもたないんだよな)
おかげで大食いになったし、そこらへんの騎士より体力に自信が持てるようにもなった。
そんな僕なのにまだステーキが二枚目なんて、やっぱり精神的なものには勝てないってことらしい。まぁそれでも食べないとやってられないから、とりあえず遠慮なく三枚目をお願いしたけれど。
そんな僕を見て、なぜか伯爵様が「大丈夫そうだな」とおっしゃった。
「あまりに小柄な体つきで心配していたのだが、その食べっぷりなら安心できる」
「……ありがとうございます」
あまり褒められている気はしないけれど、依頼主の憂いがなくなったのならよしとしておこう。
「スピネルの私室の隣に部屋を用意した。備えつけのシャワーもある。ほかに必要なものがあれば、遠慮せず言ってほしい」
「……ご配慮、ありがたく思います」
「なに、きみにはスピネルの治療 に専念、いや猛進してほしいのだ。そのためなら惜しむことなど何もない」
全体的に微笑んでいるように見える伯爵様の顔だけれど、碧眼は笑っていない。そのせいか、ものすごい圧を感じる。
僕は行儀が悪いとわかっていつつも、大きく切った肉を頬張りながら伯爵様に向かってコクリと頷いた。数回咀嚼しただけで飲み込めるほど柔らかい肉に感心しつつ、内心ではハァァと大きなため息をつく。
伯爵様の話だけを聞けば、とんでもなく良い条件と環境下で治療が行える医者に聞こえる。しかし、内容……というか、最終目標はアレ だ。
そもそも、医者は僕でなくてもよかったはずだ。
そりゃあ我がカンターベル家は代々王宮医の医長を務める家柄ではあるけれど、ほかにも優秀な医者はたくさんいる。国王陛下の第二夫人を輩出するような伯爵家なら、どんな名医だって雇えるはずなのに、どうして僕なんだ。
そんなことをツラツラ思いながらおかわりした肉を平らげていたら、目の前に食後の紅茶が置かれた。うーん、あんなにいい肉を四枚しか食べられなかったなんて、もったいないことをした。いつもなら六枚はいけたのに残念だ。
「スピネル、おまえも何か話したらどうなんだ」
紅茶を前に、伯爵様が次期伯爵様を見る。
そういえば食事の間、次期伯爵様はひと言も言葉を発しなかった。何度かこっちを見ていた気もするけれど結局最後まで話すことはなく、伯爵様の話に相槌を打っている様子もなかった。
今回の件は次期伯爵様が僕を指名したことから始まったと聞いたのに、どういうことだ。
(あんたのせいで、とんでもない目にあわされているんですけど)
そう思いながら見た次期伯爵様は、表情を一切変えることなく優雅に紅茶を飲んでいる。
(腹立たしいけど、さすがは有名な貴族様だな……)
王宮で貴族を見慣れている僕でも、そんな感想を抱くくらい優雅だ。そう感じるのは次期伯爵様の容姿が関係しているに違いない。
この国では栗色の髪が一般的だ。僕ももれなく栗色だけれど、次期伯爵様の髪は同じ色とは思えないほど艶々でサラサラしている。さらに絶世の美女と名高い第二夫人の弟らしく綺麗な顔立ちをしているのに、無表情なのはもったいない。
じっと見ていた僕の視線に気づいたのか、次期伯爵様のオレンジ色の目がこちらを向いた。
(……へぇ、ここまで鮮やかなオレンジ色なんて珍しいな)
大体は僕や伯爵様みたいな碧眼か、つぎに多いのはちぃ兄のような緑眼だ。たまに明るい色の目をした人もいるけれど、ここまではっきりしたオレンジ色は滅多に見ない。
つい観察するように見ていたオレンジ色の目が、逸らされるように僕から離れた。
「よろしく頼む」
……それだけかい! あんたのせいで、僕は、僕は……!
「スピネルは真面目すぎるのだ。そのせいで、三十になっても愛人一人いない。なんとかしてほしい、頼む」
次期伯爵様と違い、伯爵様のほうは真剣な顔をしている。そりゃそうだろう。でなけりゃ、こんなろくでもない話になったりしなかったはずだ。
それにしても「愛人一人いない」っていうのはどうなんだ。「せめて恋人って言えよ」と思わなくもないけれど、そういうのが貴族ってやつなんだ。まったくもって腹立たしい。
僕は内心ハァァァァと特大のため息をつきながら、高級そうで香しい紅茶を飲み干し、「できる限りのことは致します」と返事をした。
その日の夜から問答無用で治療 が始まった。いや、始めろという伯爵様からの無言の圧力に負けてしまった結果だ。
(しかし、治療って言ってもなぁ)
そもそも治療がどうこうという話なんだろうか。
たまに似たような診察、というか精力増強薬の調合を依頼されることはあったけれど、依頼主は大抵そこそこお年を召した貴族のご老体だった。もしくは、男の勲章とやらを目指すどうしようもない騎士団員くらいなものだ。
そういう場合は薬の依頼だけで、実際に診察することはほぼない。それがわざわざ王宮医を呼ぶくらいなのだから、薬の処方だけでは済まない事態とも考えられる。そうなると、やっぱり病気という可能性も捨てきれない。それなら最終目標も理解……は、さすがにできないけどな!
一体どういうつもりでクソ親父がこんな依頼を受けたのかわからないけれど、わざわざ貴族の屋敷に住み込んでまでというのは本当に珍しい。そもそも、そういうことなら独り立ちした元王宮医に依頼すればいい。医長の親父なら、そういう伝手はいくらでも持っている。
それなのに、伯爵様に言われるがまま僕を寄こすなんてどういうことだ。
(……もしかしなくても、サンストーン伯爵家だったから、とか)
……うん、有り得なくはないな。親父は人並みに権力に弱い。医者としての腕は優れているのに、貴族並みに権力に反応するのは有名な話だ。
聞けば祖父も曾祖父も、さらにその上もそうだったらしい。これはもう、カンターベル家の伝統なのかもしれないと諦めている。
……諦めてはいるけれど、納得なんかできるはずもない。クソ親父め、今度会ったら山のような罵詈雑言を浴びせてやる。
それでも僕は医者だ。無理やり押しつけられたとはいえ、引き受けたからには医者として最大限努力はする。一応、関連しそうな本は持ってきたし、ざっくり調べてもみた。けれど病気を予想するのは難しく……、となれば診察するしかない。
(それに本当に病気だったとしたら、僕はお役御免だろうしな)
男性機能の病気だったとしたら僕の専門外で、それならさっさと帰ることができる。さすがに専門外だとはっきりしたあとも、僕に担当を続けろとは言わないだろう。それに、交代できれば親父に渡された旅行鞄 の中身も使わなくて済む。
大体あんなものが使えるかって話だ。あんなの医者の仕事じゃないだろ……って、最終目標を思い出すだけで背筋が凍りそうになった。
とにかく、まずは診察してからだ。それから今後のことを考えることにしよう。
「スピネル様、すみませんが診察してもよろしいでしょうか」
部屋に入ったときから一切こちらを見ようとしない次期伯爵様――スピネル様にそう声をかける。しかしスピネル様はソファに座ったままチラッと僕を見ただけで、何も言わず手元の本に視線を戻してしまった。
(はぁ? なんだその態度は!)
こっちだって好きでこんな夜遅くに診察するわけじゃない。急なことばかりで、正直クタクタだからいますぐ寝たいのを押して来ているんだ。
夕方までに終わらせないといけない山のような仕事が、ほぼ全部終わったのは奇跡のようなものだった。おかげで迎えの馬車の中じゃあ、気持ちよく爆睡もした。
それでも今夜こうして診察を申し出たのは、伯爵様の圧力がすごかったからだ。あの圧を拒めないということは、あんただってわかってるだろう!
「あの、スピネル様」
「……明日でいい」
(いやだから、それじゃ僕が困るんだって!)
本から視線を上げもしないことにも苛立って、僕は強硬手段に出ることにした。
手に清潔な布と時計、それに聴診器を持ってさっさとソファへと近づく。こうなったら勝手に脈を取ったり心臓の音を聞いたりしたほうが早い。
「……! 何を、」
「伯爵様のご命令ですので、診察させていただきます」
許可していないのに近づいた僕を意外に思ったのか、スピネル様が綺麗なオレンジ色の目を見開いて見上げてきた。王宮医が貴族に対してこんな行動に出るとは思わなかったんだろう。
(でもな、医者ってのは大体が強引なんだよ)
医者というだけで嫌がる患者もいるし、貴族目線で上から文句を言い出す輩もいる。そういう患者を相手にいちいち遜 って様子を伺って……なんてしていたら、診察も治療も進まない。
だから医者側も多少なりと強引になるし、今回のことで言えば依頼主は伯爵様であって目の前のスピネル様ではないから強気にもなれる。
「さぁスピネル様、脈を測りますのでお手を……」
そう言いながら手を伸ばしたら、勢いよく叩 かれた。
(……は?)
叩 いたスピネル様のほうも驚いた顔をしたように見えたけれど、すぐに顔を逸らして高級そうなハンカチでゆっくりと手を拭っている。
(……もしかしなくても、僕に触れて汚れた……なんて思っているのか?)
これまでいろんな患者を診てきたけれど、初っぱなにこういう態度をとられたのは初めてだ。
たしかに医者に嫌悪感を持つ貴族はいる。しかし、どうもそういうのとは違う気がする。
一瞬驚いたような顔をしたもののすぐに無表情に戻ったし、叩 いたあとに僕に暴言を吐くこともない。むしろ反射的にしてしまったという感じだ。ということは、医者を嫌っているというわけじゃないのだろう。
(……もしかして)
「スピネル様、もしかしてですけど、……潔癖症だったりしますか?」
「……っ」
僕の言葉にスピネル様の肩がビクッと震えた。どうやら当たったらしい。
(なるほどなぁ。だから、これまで恋人一人いなかったわけだ)
伯爵様風に言うなら「愛人一人いない」ってことなんだろうけれど。
「そっかぁ、潔癖症かぁ」
しかし食器は普通に使えるみたいだったし、家具だって触っても平気そうに見える。ということは潔癖気味、ということなんだろうか。
スピネル様を見ながら考え込んでいた僕に、オレンジ色の視線が向けられた。気のせいでなければ、どこか戸惑っているようにも見える。
「…………おかしいと笑うか」
「いいえ、笑ったりはしません」
潔癖すぎるのは病気だという医者もいるけれど、どちらかと言えば気持ちの問題だと言う医者のほうが多い。
たしかに傷や熱みたいに薬で治るものじゃないから、病気だとは診断しにくい。しかし潔癖というのは生きていくうえで不自由なことには違いなく、それを医者である僕が笑うことはないし、やってはいけないことだ。
「ええと、誰かが触った家具や食器は平気ですか?」
「……問題ない」
「では、誰かに触られるのが苦手ということでしょうか?」
「…………」
なるほど、直接人に触られるのが駄目なのか。となると、体に触る診察はやめておいたほうがよさそうだ。
(……あー、そうなると僕が王宮医の仕事に戻れるのって、どのくらい先だ?)
今回の依頼内容は、簡単に言えば“男性機能に問題があるから結婚しないのかもしれない息子を治療してほしい”ということだった。しかし潔癖が原因だとすると、薬で治療云々という話ではなくなってくる。
そもそも僕は潔癖症の治療をやったことがない。それにクソ親父に説明された最終目標は、そのはるか先をいっている。軽い接触すら無理だという人に濃厚接触を、なんて無理に決まって、…………そういや僕を指名したのって、スピネル様なんだよな。
潔癖で恋人一人できない状態なのに、どうして僕を指名したんだろう。潔癖は置いておくとしても、クソ親父が話した内容が本当だとしたら、普通は女性を指名するはずだ。
王宮医には優秀な女医がいるし、そういう内容でも了承してくれる人はいたはずだ。むしろ美貌で有名な次期伯爵様のお相手ができるのなら、我先にと手を上げる女医がいてもおかしくない。とくに僕の周りにいる女性の王宮医たちは貪欲で、そういう方面にも肉食獣並みの意欲を持っている人が多かった。
「ええと、ちょっとお伺いしたいんですが、よろしいでしょうか」
「……なんだ」
「今回の件、僕を指名したのはスピネル様だとお聞きしたんですが本当ですか?」
本を閉じ、ソファに深く腰掛け直したスピネル様は、小さく息を吐いてから「そうだ」と答えた。
「……あー、大変お伺いしにくいんですけど、治療内容は間違いないんですよね?」
「父の命令だ」
「ええと、でもですね、それならせめて女性のほうがよかっ……」
「女など絶対に無理だ!」
「そ、ですか……」
びっくりした。まさかそんなに激しくきっぱり否定されるとは思わなかった。しかも食い気味にだ。
スピネル様自身も驚いているのか、ハッとしたような顔をしてそっぽを向いてしまった。
(女性に対して、よっぽど嫌な思い出でもあるんだろうなぁ)
これは思った以上に大変そうだ。こういう精神的なものは僕の専門外で、王宮医でも専門にしている医者は少ない。早々に親父に話をして、ちゃんとした専門医の診察を受けてもらったほうがよさそうだ。
(後任が決まるまでは、僕が担当することになるんだろうけど)
何か理由があって僕を指名したんだろうから、そう簡単に交代できないかもしれない。貴族に指名され住み込みまでするうえに何て厄介なと、内心ため息が出そうになった。……いや、それでも僕は医者なのだから、最低限のことはやろうと思い直す。
「って言っても、何をすりゃいいんだよ」
「なんだ?」
つぶやいた愚痴を無理やり飲み込んで、「いいえ、なんでもありません」と言いながら愛想笑いを浮かべる。
「とりあえず、今夜はこれでお終いにしましょう。諸々のことは明日、起きてから考えましょうか」
「……」
チラッと僕を見たスピネル様はわずかに頷いただけで返事はなく、また本を開いてしまった。
その態度に「あんたの話をしてんだよ」と思わなくもなかったけれど、それよりもさっさと寝たかった僕は頭を下げ、隣に用意された部屋へと戻った。
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