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考えてはいけない...3
樹side
【「……なんで?」】
悠の言葉がずっと俺の中で引っかかる。
泣きながら悠が言った言葉……
言わないと……訂正しないと…悠は悪くないって。
早く……言わなきゃ……
でも、そのためには……
「好きなんだ。」
「え?」
こういうしかないんだ。
これを言ってしまったらもう元には戻れないかもしれない。
だけど……
「悠が好きなんだ。」
俺は絶対に言わないといけないんだ。
「えっと……それは?」
「だから、デリヘルをやめたのも、悠が恋しくて他の男とふれあいたくなかっただけだし、こうして会おうって言って会ってるのも、悠が好きだからなんだ。今まで隠しててごめん。気持ち悪かったら……その……距離置いてくれていいから。」
「……」
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