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「くくっ、いいねその顔。堪らないな……。その生意気な目が屈服していく様を見るのは最高だ……」  そう言って、彼はおもむろにベルトを外し始めた。  カチャリという金属音を響かせて前を寛げ取り出されたものは、完全に勃起していてグロテスクなまでに脈打っている。 「お前男との経験は?」 「あるわけねぇだろ! 頭沸いてんのか!?」 「へぇ、そうか。それじゃあ俺が初めての男ってわけだな」 「っ、ふざけるなっ」 「いいね、その表情。ますます興奮してきた」  そう言い放つと、蓮は理人の両足を抱え上げ、強引に割り開いてきた。 「――ひっ!?」  何をしようとしているのかすぐにわかった。そんなもの入るはずがない。いくら薬で昂ぶっていたとしても、それは流石に……っ。 「やめろっ!! そんなもん入るかっ!!」 「大丈夫だって、いいモン塗りたくってやるから」 「――ぅ、あ……っ」  練はポケットの中から謎のクリームを取り出し理人の秘部へと容赦なく押し込んで来た。冷たい粘液が体内に侵入してくるおぞましい感覚に身を震わせる。 「……っなんだよ、これ……っ」 「あー、なんだっけ……。馬とか牛とかの発情を促す成分の入った媚薬入りのローション。たっぷり塗ってやるから安心しろよ」 「なっ、ふざける、な……っ」  抵抗しようにも両手を縛られている上に、足を持ち上げられているせいでろくに身動きが取れない。その間にも蓮は指先にもクリームを纏わせて、再び中に侵入して来た。  二本の太い指が狭い内壁を押し広げながら侵入してくる異物感に、吐き気が込み上げてくる。  ぐちゅりと音を立てて、ゆっくりと抜き差しされる度に得体の知れない恐怖と不快感で身体が震えた。 「はぁっ……く、……ぁ」「どうだ? 痛いか?」 「っ、当たり前だ! 抜けっ」 「ふふっ、まぁ最初はな。でもじきに気持ちよくなるさ」 「っぁ、ぁ……っ」  ぐりっと前立腺を押されて、びくんと身体が跳ねる。今まで感じた事の無いような痺れが背筋を突き抜けた。何が起きたのか理解できずに戸惑う理人に構わず蓮は執拗にそこばかりを攻め立てて来る。 「やめろぉ……ぁんっ……ぁ、や、ああ―――ッ!!」  びくびくと全身が痙攣して頭が真っ白になる。目の前がチカチカと明滅した。 「あれ? 今のでイった? 初めての割には随分早かったな」 「――はぁ、はぁ……」  信じられなかった。こんな男の手で達してしまったという事実が。 「アンタ素質があるよ。初めてでドライオーガズムに達するなんてなかなかいないぜ?」 「――っ……」 「その調子でどんどん乱れてくれよ」  そう言って、蓮は自分の猛ったものを扱きながら先端を入り口に押し当ててきた。 「――っ、待てっ! それだけはっ」 「待たない」  ずぷりと、圧倒的な質量が身体を貫いた。 「――ひぃ、ぐっ……あ、が、はっ……」  あまりの質量に息が詰まる。裂けそうな痛みに目を見開き、陸に打ち上げられた魚のようにはくはくと口を開閉させる。 「っ、キツいな……。食いちぎられそうだ」 「……っ、じゃあ、やめろ……っ」 「ははっ、冗談。やめるわけ無いだろ」 「――ぁっ、あ、やめ……っ」 「ほら、ここが良いんだろ?」 「ぁっ、ん、ぁっ、やっ……っ」  浅い部分を擦られるとじわっと甘い疼きが広がっていく。  嫌なのに……こんな奴に犯されて嫌なはずなのに……なんで。 「んっ、ぁ……はぁ……っ」 得体のしれない感覚が身体の奥から湧き上がって来る。冷ややかな男の嘲笑う仕草や視線にぞくぞくして、理人は必死に首を振って耐えた。 「ははっ、凄い締め付けだ。もしかして薬のせいだけじゃないんじゃないか?」  違う……そんなはずない! これはきっと薬のせいだ。だから、こんなに身体が熱くて……。 「っ、黙れ……っ」 「はいはい。素直になれないのは可愛くないけどな。――そろそろいいか?」 「え……?  ――っぅ、ぁ、はっ……!」  返事を待たずに一気に奥まで突き入れられて息が詰まる。そのまま激しく揺すられて、肉同士がぶつかり合う乾いた音が部屋に響いた。 「――っ! はっ、んんっ、あ……っ」  苦しい筈なのに身体は正直に反応してしまう。激しく突かれる度に抑えきれない声が漏れてしまう。 「ぁ、あ……っん、ふぅ……っ」 「ははっ、良い声だな。そんなに気持ちいいか?」 「ちが……っぁ、ん……んんっ」 「違わないだろ。もうイきそうになってるじゃないか」 「っ、なってな……っ」 「強情だな。まぁいいさ。これからじっくり教えてやる」  そう言うと蓮は再び律動を開始した。 「ぁっ、ん……んんっ、ぁ、あっ……はぁっ……んっ」  駄目だ……。こんな奴に……。こんな奴の……。 「くそっ……くそっ……っ」  悔しさに涙が零れる。こんな奴の思い通りになどなるものかと必死に唇を噛 みしめて耐えるが、それも長くは続かなかった。 「はぁっ、ぁっ、ん、あ……っ」  腰を打ち付けられる度に痺れるような快感が全身を駆け抜ける。次第に思考が快楽に染まっていく。  ――くそっ、気持ちいい……。認めたくないのに、身体はどんどん高みへと上り詰めていく。 「ぁ、あ……っも、無理……っ」 「くくっ、イきそうか?」 「うるさいっ……あぁっ、ん、ふ…っ」 「いいぜ、イけよ。俺もたっぷりと中に注いでやる」 「ぁっ、うそっ、中は……いやっ……っあ、んん――っ!!」  最奥を思い切り穿たれ、同時に前を強く握りこまれた瞬間、視界が激しくパークする。どくんどくんと脈打つ鼓動に合わせて熱いものが体内に注がれていくのを感じた。 「ぁ……んっ、あぁっ……ぁっ」  射精している間も容赦なく抽挿は続けられ、その度にびゅくびゅくと精液を吐き出してしまう。 「ははっ、凄いな。そんなに俺の子種が欲しかったのか? こんなに沢山出して」 「っ、ふざけるなっ……」 「まだ強情を張るつもりなのか? まあいい。お前は気に入ったから、時間を掛けてじっくりと堕としてやるよ」  そう言って、蓮はニヤリと口元を歪めた。

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