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はじめに

こちらは「馬鹿の証明」の番外編です。 本編を読んだ方を想定して書いております。 本編の内容は二人が付き合うまで(+番外編で「初夜」)ですので、二人がいちゃいちゃしているところだけ読みたい!という方はこちらから読んでいただいても大丈夫です。 記号の意味 *…悠里視点 ※…健人視点 以下、本編のネタバレありのあらすじと人物紹介です。 【あらすじ】 高校二年生の田丸(たまる)悠里(ゆうり)は、勉強のやる気がなく、見るに見かねた母親に家庭教師をつけられる。やってきたのはA大学一年生の角巻(つのまき)健人(けんと)だった。 ピュア&無自覚モテの犬系男子と、自称「クール」イケメン猫系男子が、お互いの過去の傷に触れ、心を開き、仲を深めていく。 異性愛者にもかかわらず、健人に惹かれ、健人と同じA大学を目指すようになる悠里。同じく異性愛者である健人も、悠里の素直な性格に感化され、心を開くようになる。 無事にA大学に合格した悠里は、健人に告白し、二人は付き合うことになったのだった。 【人物紹介】 田丸(たまる)悠里(ゆうり) 本編の主人公。受け。父親を幼い頃になくしている。ピュアで素直な性格。男女分け隔てなく仲良くなれるので、友だちが多い。ポジティブなように見せかけて、実は自分に自信がない。 角巻(つのまき)健人(けんと) 悠里の恋人。攻め。母親が学校の事務員、父親が中学校の教頭をしている。イケメンでとてもモテるが、中学時代に付き合っていた彼女に「いいのは顔だけ」と言われたトラウマから心を閉ざす。

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