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激情

すっかり快復した幸は話に夢中になり熱弁し、興奮していた。 「でね!翠さんが」 「ああ」 更科は低い声で頷く 「あと、翠さんが作ってくれた炒飯が美味くて!」 永遠と翠の話をし続けていたがために、更科が顔を凍らせているのを幸は気づいていなかった 「それで、す…」 バンっっっ 「え?」 「翠…翠…翠っっっ!黙って聞いていればっ」 バンっバンっと更科は机を叩く その手は真っ赤だ。 「れ…ん?」 「幸…熱の日、俺は何も言わなかったが…お前あいつにパイパンにされてるよな?」 「なっ!だって!」 「脱げよ」 「や…やだよ」 怖くて幸は言うことが聞けない 「脱げっっ」 「……」 幸は半泣きになりながら従い。上を脱いだ 下を脱げずためらっていると 「下もっ。パンツまで全部、全裸だ」 「ごめんなさい…」 「早く」 「う…ぅ」 おそるおそる幸は脱ぎ、更科の前に全身をさらけ出した 「あーあ…見事にやられたな。しかも生えかかって」 「…っ」 恥ずかしさに幸は股間を隠す。 「隠すな。そのままオナれ」 「えぇっでもっ」 「やれ」 低い声が幸を脅す おずおずと幸は両手を陰茎に伸ばし、擦った 「…ふ…ぅ…んっ」 非日常な刺激に幸は興奮にムクムクと陰茎を立たせた 「やらしいな、幸。俺に見られて擦って勃起させて」 「言わ…ないで」 「こっち来て今度は寝転んでアナニーしてみろよ」 「…アナ…ニ?」 「自分で自分の尻いじるんだよ」 「嘘」 更科は手を伸ばし、幸を寝転ばせた 「ほら」 ベッド下から更科はローションを取り出し、幸に手を出すよう促す 「何もつけずにするとただ痛いだけだぞ?たっぷり出してやるから」 「や…やだよ。ゆるして」 「だめ」 更科は幸の右手を掴み無理矢理にローションを垂らした 「本当にするの?」 「そうだ。上手にやれたら俺のをくれてやる」 「いらない」 「そう言うな。ほら、誘導してやる」 手を引っ張り幸の肛門へと近づけさせた 「怖いっ」 「今さら?ビビんなって。あいつの挿れたんだろ?あいつの男のもか?」 「やだって言った!!オレは悪くないっ」 「でも、ヤられたことには変わりないっっ」 更科の剣幕に押され、幸は逃れられないと感じおそるおそる人差し指をナカへと挿しこんだ 「っひ…」 が、自分で自分に与えるがためにうまく進まない 痛みが強い 「痛…できない…できないよ」 「こうだ」 更科は幸の手首を掴みナカへと進む指を誘導した 「ひんっっ」 出せれないように更科は手を掴んだままにして幸の反応を見た 「どうだ?自分のナカは」 「どうって?痛いよ」 「それだけか?腹の上の方擦ってみろ。いいとこがあるはずだ」 「う…ぅぁ、…っあ……ぁんっ」 「見つかったか?」 「分かんない…たぶん。…ふぁ…ここ、いいっ」 「よし、いいぞ。そしたら指を増やせ」 その言葉に幸はじわっと涙を浮かべる 「いじわるっ」 「なんだ?もう欲しいのか?」 欲しいと言えばこの辱めからは解放されるが、更科に犯される どちらも辛い 「怖いからやだ。蓮先生怒ってるから今はしたくない」 「怒らない…今から優しくしてやる。俺がしたいんださせてくれ」 「う…」 「何日ぶりと思う?30日しかない中での数日をダメにしてしまった…残り何日もない。できるだけ抱きたいんだ」 「本当に解放してくれるの?」 「ああ。そしたら巧のとこに世話になるつもりだ」 「それって…」 「俺は多分精神がちょっとダメになってる。治してくるよ。解放するとは言ったが…会いにきてくれるか?」 「会う!!」 幸は更科に抱きついた。言えずじまいだったことを更科の方から口にしてくれて幸は嬉しく思った

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