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39.子作りの準備?

 ザーコがどうなったとか、王女たちがどうなったとか、そんなことを考える余裕は僕にはなかった。  というか、日々魔王と魔族たちから与えられる快感でもういろいろ考えられなくなってしまっている。魔王はとんでもないことをいっぱいするけど、僕が気持ちよくなっちゃうってわかっているからするのだ。 「んっ、んっ、んっ」  そろそろお仕事に行かなくてもよくなったらしく、僕を孕ませることに専念すると言われて尻穴の奥がきゅーんってなった。  今日は僕にいっぱい愛撫をするらしく、舌を吸われている。 「クルトの舌は短くてかわいいな。もっと吸ってやろう」 「ぁっ……んんんっ、んんっ」  魔王とか魔族たちの舌が長いからなんだろうけど、何度も何度も舌を吸われてびくびく震えてしまう。口づけされるのも好きだから、舌を出せとか言われちゃうと喜んで出してしまう。それを魔王にちゅううっと吸われたり舐められたりしちゃうのが気持ちいい。  そうしながら両方の乳首を引っ張ってくにくに揉まれたりして、もう尻穴がきゅーんってなってたまらない。 「クルトのおちんちんも元気だな。蜜を飲ませろ」 「あっ、あああっ!?」  魔王は僕の股間に顔を埋めた。イオールが代わりにと乳首をくにくに揉んでくれる。いっぱいいじって長く、大きくしないとお乳が出てこないっていうから育ててもらっているのだ。 「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」  ちんちんと乳首を同時にいじられてると尻穴が寂しいよぉ。腰をもじもじさせたら魔王に腰をがっちりと掴まれてしまった。絶対中がめちゃくちゃ濡れてるよぉって思うのに、乳首とちんちんへの愛撫は止まらなくて、何度もイチモツ入れてっておねだりすることになった。 「私のイチモツを求めるなど……なんとクルトはかわいいのか……」  魔王は本当に嬉しそうに僕の尻穴をほぐし始めた。 「やぁあっ、はや、く、はや、くぅっ……あぁああんっ!」  尻穴を少しでも休ませてしまうと拡げるのにまた時間がかかるから困ってしまう。でもこれは大切なことだからって魔王は全然妥協してくれないから、魔王のイチモツを入れてもらえる頃にはわけがわからなくなってしまうのだ。 「はぁああああーーーーんっっ!」  やっと入ってきたのぉっ。  僕は背をのけ反らせて魔王のイチモツを喜んで受け入れた。  魔王の好きなところってもちろんイチモツだけじゃない。僕のことを気遣ってくれるし、かわいいかわいいって愛してくれるのが嬉しくてしょうがない。 「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」  少年の姿の魔王は僕に密着するのが好きみたいだから、ぴったりくっついてしてもらっている。魔王のおなかで魔王のイチモツの形が出ちゃったおなかを擦られるのも気持ちよくてしょうがない。涙と涎で毎回たいへんなことになっているんだけど、魔王はそんな感じまくってる僕の顔が好きだって言ってくれる。  嬉しいよぉお。 「旦那、さまぁっ、旦那、さま……ああっ、あっ、あっ、あっ!」 「かわいくてたまらぬな……もっと奥を拡げねばならぬというのに……」  魔王が苦笑しながらいっぱいいっぱい抱いてくれて、魔王のイチモツで拡がっちゃった尻穴を魔族や魔物たちに披露した。  足広げてちんぐり返しみたいな恰好で尻穴お披露目されちゃうの、恥ずかしいよぉ。 「やぁっ、旦那、さまぁ……」 「どうだ。妻の奥を開く手伝いができる者はおらぬか?」  魔王のイチモツと一緒に二輪挿しできちゃう者を探していると聞かされて尻穴がきゅーんとなった。それぐらい奥を拡げないと卵が納められないんだって。ただでさえ魔王のイチモツはぶっとくて長いのに、一緒に二輪挿しなんてぇっ。  イオールがため息をついた。 「……しょうがないですね。私がお手伝いしましょう」 「ええっ!?」  今まで僕に愛撫だけしていたのに、いったいどういう風の吹き回しだろう。 「実体を持ったインキュバスのイチモツか。クルトのおまんこが更に拡がりそうだな」 「……奥さまが先に私ので妊娠したくなっても恨まないでくださいね」 「そんなことあるわけがなかろう」 「ですがその前に……」 「あぁあああんっ!?」  イオールは僕の尻穴に長い舌をじゅぷりと入れ、じゅるじゅると魔王の精液と僕の愛液が混ざったものを啜り始めた。 「やぁあっ、あんっ、あんっ、あんっ!」  魔王にも乳首をいじられたり、ちんちんもしごかれたりして、もう快感しかない。 「奥さま、私のイチモツは先端がとても太いのですよ。奥を思いっきり可愛がって差し上げますから覚悟してくださいね?」  イオールは舌で尻穴の中をたっぷり舐めてから上気した顔を上げた。イオールが興奮しているなんて本当に珍しいと思う。そしてほっそりとした長い指を僕の尻穴にくちゅくちゅと出し入れさせながら、そんなとんでもないことを言った。 「あ……そん、なぁ……」  これ以上奥をかわいがられたら死んじゃうかもって、僕は期待に震えた。 「せっかく拡がっていたのにこれではまた閉じてしまいますね。魔王様と話すことがありますから、貴方がたで奥さまのおまんこを拡げておいてください」 「承知した」 「承知しました」 「あっ、あぁああっ、あんっ、あんっ、あんっ!」  ちんぐり返しが解かれ、僕はまたメリルとレンに二輪挿しされてかわいがられてしまったのだった。

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