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42.魔力がいっぱい必要だから

 やっと寝室に戻されて、息も絶え絶えだったけどどうにか聞いてみた。 「た、卵が三つって……」 「魔力が足りれば三人生まれてくるはずだ」 「え? 三人も一度に生まれるの?」  さすがに戸惑ってしまった。いきなり三つ子って思って更に聞いたら、そういうことではないという。 「魔力を効率よく体内に早く納めた者から生まれてくることになる。だから同時ということはないし、必ず時間差は生じるはずだ」  魔王の言葉にイオールがこめかみを押さえた。 「……ということは……全員生まれてくるまで何年もかかる可能性もあるのでは?」 「ええっ!?」  そんなにずっと魔王のイチモツで満たされちゃうのかな? って思ったらまた尻穴がきゅーんとなってしまった。生まれるまで抱いてもらえるなんて夢みたいだ。  魔王は僕の身体を気遣ってイチモツを抜いてくれたけど、奥は卵で拡げられちゃってるから身じろぐだけで気持ちいい。 「魔王様! 私も奥さまに子を生んでもらいたいのですよ? いったい何年待たす気なのですか」 「さぁな。クルトが乳を出すようになれば卵の状態以外でも魔力が吸えるだろうから、多少早く生まれてくる可能性は高いだろう」 「ええっ?」 「わかりました……奥さまの乳首、これまで以上にしっかり育てさせていただきます!」 「あっ、そん、なぁっ……!」  かくして、僕は魔王に抱かれながらイオールを筆頭とした魔族たちにまた全身を愛撫されることになったのだった。  もー、いったいなんのご褒美なんだろう? 奥は常に卵で刺激されてるし、魔王の精液いっぱい注がれちゃうし、乳首もちんちんもいじられっぱなしだし。しかも僕が精液を出さないようにするとより卵に魔力が注がれるとか言われて、何日もちんちんの中を塞がれて犯されちゃうしぃ。おかげで射精しなくても何度もイクようになっちゃって、たまに射精すると意識が飛んじゃいそうになるほど気持ちよくてたいへんだった。 「あっ、あっ、ひぃいいーーーーーっっ!?」  イオールがちんちんの中を穿っていた舌をようやく抜いてくれた。かなり長い時間ちんちんの中をじゅぷじゅぷされていたせいか、一気に精液が漏れる。精液の後はおしっこも漏らしてしまい、僕は泣きじゃくった。気持ちいいけど、恥ずかしいよぉおっ。  だって精液もおしっこもイオールが全部飲んじゃうんだもん。 「ひぃいんっ、やぁっ、らめっ、飲んじゃ……あぁああんっ!」 「奥さまの蜜も、おしっこもおいしいです。人間のおしっことは違いますから、恥ずかしがる必要はないのですよ?」  イオールが僕のちんちんをくにくに揉みながらにこにこして言う。でも僕にとっておしっこはおしっこだし……。  涙目で睨んだけど、魔王のイチモツでずっと尻穴の中を満たされてるから、すぐに快感で頭がいっぱいになってしまう。 「どう言えば伝わるのでしょうね? 人間のおしっこは老廃物を出すものですが、魔族のおしっこは体内の余分な魔力を液体と共に外に出すだけです。ですから奥さまの愛液と同じように甘いですし、魔力も含んでいますから蜜や愛液と同じようにおいしいものなのですよ?」 「そん、なぁ……」  時々潮も噴いちゃうけど。 「あっ、ああんんっ、ああっ!?」  イオールが僕のちんちんの先をまた刺激し始めた。 「潮というものも魔力は少ししか含まれてはいませんがおいしいのです。飲ませてくださいね」  手のひらで優しく亀頭をこすこす刺激されて、僕は潮も噴かされてしまった。中っ、気持ちいいから余計だよぉ。  やっぱり魔族の身体ってわからない。  イオールはひとしきり僕に体液を出させると、今度は乳首を刺激し始めた。 「あっ、ひぃいいいいんっ!?」  触手の魔族であるトゥールの子のルフが、触手を僕のちんちんの穴にじゅぷじゅぷと入れてしまう。ルフの触手は前立腺まで届くから余計に感じてしまうし、ルフの触手は舌ではないから何日も僕のちんちんの穴を犯していてくれる。 「あっ、ちんちんっ、も、らめっ、らめっ、なのぉっ、あぁあああんっ!?」  しかもずっとじゅぽじゅぽって触手を出し入れされちゃうから、ちんちんの穴も入れる場所なのかなって身体が勘違いしてるみたいですっごく感じてしまう。 「あぁんっ、おっぱい、やぁああっ!」  乳首を吸いながら魔力を注ぐのもだめって思う。僕の乳首は小さい魔族が吸いにくることが多い。何も出ないはずなんだけど、僕の快感が心地いいみたいで、代わる代わる僕の乳首を刺激しにやってくる。しかも乳首には乳腺ってものがあるみたいで、その細かい穴をお掃除しにやってくる魔族もいた。見えないぐらい細い糸のような触手を何本も出して、乳腺を開いて出し入れされるのだ。そうされると乳首がジンジンして何か出てくるような感覚も生まれるんだけど、お乳はなかなか出てこないみたいだった。 「いっぱいいじって大きく長く育てればそのうちお乳が出るようになるでしょう」  その魔族はそう言って触手を抜くと、乳首を何度も引っ張って、先端を舐め回した。 「あぁんっ、やっ、やっ、あああっ!」 「毎日来ますから、いっぱいいじってもらってくださいね?」 「んっ……」  コクコク頷いて、乳首をいっぱいいじってもらった。 「あぁんっ、旦那、さまぁっ、顔、見たい、のぉっ……」  ずっと後ろから抱かれるのが切ないから、時々抱きしめ合う形で抱いてもらっている。 「クルト、クルト、かわいいぞ……」 「あっ、あっ、あっ、あっ……」  何度も口づけを交わして、乳首を魔王にも吸ってもらったりして、僕は卵が育つまでそうして甘く抱かれ続けたのだった。

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