「ぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ！」 「魔王様がいらっしゃらないと動きやすくなるからいいですね」 　魔王は仕事だと、忌々しそうな顔をして出かけていってしまった。何度も魔王に口づけて、「早く、帰ってきてね」ってお願いしたら、イオールのも入ったままなのに激しくずっこんずっこん奥を抉られて精液をたっぷり出されてしまった。僕が精液を受けてあまりの快感にびくびく震えている間に、魔王はイチモツを抜いて仕事に向かった。 「できるだけ早く帰ってくるぞ！」 　と言い残して。魔王の精液も気持ちいいのぉ。 「奥さま」 「えっ？　ひゃぁあああんっ！？」 　魔王が出かけたら後ろからイチモツを入れていたイオールが、僕の身体をぐるりと回して向かい合わせにしてしまった。 　抜いて入れ直してくれればいいのに、入ったまま回されたらもっと感じちゃうよぉ。 　中をぐるりとイチモツで刺激されたことで、身体の震えが止まらない。 「奥さま、私にも口づけを……」 「んっ、んんっ……」 　唇を合わされて、つい開いてしまった口の中に舌を入れられてしまう。舌先をぺろぺろと舐められてびくびく跳ねた。 　舌を絡め取られて何度も軽く引っ張られるのが気持ちいい。僕はイオールの首に腕を回して、中をぬっくんぬっくんって優しくこねてもらいながら口づけを堪能した。 　魔王もそうだけど、僕の舌は魔族にとっては短いからかわいく思えるらしくて、余計にちゅうちゅう吸われてしまったする。こんな短い舌で話せるのか？　とかこんな小さな歯で物を食べられるのか？　なんて心配されて、口腔内をたっぷり愛撫されてしまうのだ。 　おかげで口づけだって魔王が初めてだったのに、「上手になったな」なんて褒められて胸がきゅーんとなってしまう。イオールにも褒めてもらえてすごく嬉しい。 　魔王のイチモツが抜かれた後、すぐに僕の尻穴は閉じてしまうみたいで、今はイオールのイチモツの形にぴったりはまっている。でも魔王ので拡げられていたからすごく中が柔らかくなっててより気持ちいいみたい。僕の身体で気持ちよくなってもらえるのも嬉しいよぉ。 「んんっ、んぁっ……ぁんんっ……」 　何度も口づけを交わしながら、イオールは中をこねこねしてくれた。奥、こねられるの大好きだから何度もイッてしまってたいへんだけど、イッたのがわかってもずっとこねこねされちゃうからまたイッてしまって……。 　全身ぐずぐずに溶けちゃうって思う。 「ああ……奥さまの快感がたまりません。私もイカせていただきますね？」 　イオールはそう言うと身体を起こし、僕の太ももを掴んでずんっずんっと激しく奥を突き始めた。 「あああっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ！」 　優しくこねこねされちゃうのも好きだけど、イク為に突きまくられちゃうのも大好きだよぉっ。 「こんなにひどくしているのにっ、どうして奥さまは感じまくっているんですかっ！？」 「やぁんっ、あぁっ、わかんなっ、ぁんっ、しゅきっ、しゅきぃっ！」 　もう何を言っているんだかわからない。でも気持ちよすぎるからいいかなって思う。 「あひぃいいいいんっっ！？」 　いつのまにかルフが近づいてきたみたいで、僕のちんちんの穴をくちくちと触手でいじり始めた。 「ああ、いいですね。ルフ、奥さまのおちんちんをいっぱい犯して差し上げなさい」 　ルフは承知したというようにじゅぷじゅぷとその触手をちんちんの穴に入れ始めた。 「あひぃっ、ひぃいいいんっ！？」 「母さま、おっぱい飲みたいです」 「あぁんっ、いい、よ……あああっ！」 　グリーン、イエロー、ダークも近寄ってきて、僕の胸を吸い始めた。魔王とイオールの二人に挟まれてえっちしていた時は遠慮していたみたいだ。 　おかげで僕は魔王が帰ってくるまで、胸も、ちんちんも尻穴もいっぱい刺激されて快感でびくんびくんと震えていたのだった。 「全く、油断も隙もあったものではないな……」 　早く帰ってくるって言ってた魔王が帰ってきたのは、それから一日が経ってからだった。なんか時間の概念が違うからちょっと困る。その間ちんちんはルフ以外の触手たちにも犯されちゃうし、子どもたちは延々お乳を飲んでるしでたいへんだったのだ。 「あぁんっ、おかえり、なさぁい……」 　僕は腕を伸ばして魔王を迎えた。子どもたちは魔王が帰ってくるとしぶしぶ離れた。 「少し時間がかかってしまった。すまぬ」 「ううん……旦那さま、大好き……ぁんっ！」 「クルトは本当にかわいすぎる」 「魔王様、勇者たちを連れて参りましょう。そして勇者の剣にもわからせてやるのです」 　メリルとレンがそんなことを提案した。そういえば僕、メリルとレンの子も産むことになってるんだもんね。 　面倒事はできるだけ早く終わった方がいいかな。 「クルトは、どう思う？」 　魔王に流し目をされてぞくぞくした。 「んー……勇者たちって、今どこにいるの？」 「順当にやってくれば、あと一か月ぐらいで着くのではないか？」 　それぐらいなんだ、と拍子抜けした。今までどれぐらいかかったかは知らないけど。 「じゃあ……勇者たちが来るまで、旦那さまも抱いて？」 「望むところだ」 　魔王は笑んで、またイオールと二輪挿ししてくれたのだった。 　も、大好きぃっ。 ーーーーー 愛されまくってるから気持ちよくしかならない