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53.やっと終わったみたいだけど、その次は?
ベアルが勇者の剣と隣国の勇者をなぶる光景を一日分見せられた。
うん、どういう顔をしたらいいかわからなかったけど、もう勇者の剣が魔王や魔族、魔物等を殺すことができなくなったならそれでいいんじゃないかな。
「……剣って、あんな風に変化 もできるものなんだ……?」
「一応あの剣は作りだされてから千年ぐらい存在しているからな。だがもうあの姿で固定されたはずだ」
「固定って?」
「元々変化する能力がないのに変化したのだ。人型からはもう変わりようがない。あの剣は元の姿には戻れぬ。ベアルのおもちゃになるしかない」
「そっか……じゃあもう勇者がこの国に攻めてくることはないんだね?」
「またそのうち人間が似たような物を作るかもしれぬがな。当分攻めてくることはないだろう」
「よかった」
魔王が少しでも危険にさらされるのは嫌だ。だって僕の大事な旦那さまだし。
「クルト、そろそろこちらにも集中せよ」
「……あっ、あっ」
魔王のイチモツは僕の尻穴にぐっぽりとはまったままだ。後ろから抱きしめられる形で抱かれているから、魔王の両方の手が僕の胸に回され、乳首をまたくにくにと揉み始めた。イオールもまた僕のちんちんの穴を舌でぐちゅぐちゅと犯し始める。もう、気持ちよくて死んじゃいそうだよぉっ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
ずんっずんっと奥を突きあげられるのがたまらない。魔王にだったら何されても嬉しくて、奥を抉られながら乳首を引っ張られて先端を強く揉まれても感じることしかできない。
「あっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
身体中がきゅーんとなって涙も涎も流しっぱなしだ。
「クルトのおまんこは最高だ……そなたもとても気持ちよさそうだ。おっぱいをこうされるのも好きだな?」
「あぁあんっ!?」
両方の乳首を捻られ、そのまま引っ張られてびくびく震えてしまう。もっとかわいがってほしいよぉ。
イオールが舌を抜き、それと同時に出てしまった精液を飲む。
「あぁあああーーーっっ!?」
射精するのが気持ちよすぎてがくがくと腰が震えた。
「剣のことも済んだことですし、そろそろ奥さまに私の子を産んでほしいのですが?」
「そうであったな」
魔王がため息をついた。ぐりぐりと奥を刺激されて震えが止まらない。イオールの舌を入れられていたことによって開いてしまったちんちんの穴に、今度は触手のルフがやってきて触手を入れてしまう。
「あぁあああーーーーーっっ!」
ルフの触手は舌とは違うから動きに容赦がない。ちんちんの穴をこじ開けるようにずるっずるっと入ってきて前立腺を刺激する。
「あああっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
じゅぽじゅぽと触手を出し入れされる感覚がたまらない。ただでさえ魔王のイチモツで気持ちよくなってるのにちんちんの穴をじゅぽじゅぽされたら死んでしまいそうだ。しかもルフは僕のちんちんの穴を拡げたいみたいで、細い触手を何本も入れてみちみちにしてから何度も出し入れする。おかげで穴の内側を擦られる快感でバカになってしまいそうだ。
「おちんちんの穴を犯されるのもクルトは好きだな。やはりそなたは我らでなければ愛し尽くすことはできぬ」
魔王が嬉しそうに言いながらずるずるとイチモツを抜いた。
「あっ……」
「イオール、卵を産み付けるがいい」
もうさっそく僕は妊娠させられちゃうみたいだ。イオールって元は淫魔なんだよね? 産まれるまでどれぐらいかかるんだろう?
「ありがたき幸せ。奥さま、私の卵も大きいですからきちんと奥で受け止めてくださいね」
イオールがにっこりし、僕の尻穴にイチモツを突き入れた。
「あああああーーーーっっ!」
先端が太いのは変わらない。それが一気に奥を抉り、僕は身もだえた。
「ああ、奥さまのおまんこはとっても気持ちがいいです!」
イオールは嬉しそうに言うと、ずんっずんっと突き上げ始めた。後ろから魔王に抱きしめられている体勢だから、イオールとは対面座位のようなかっこうになっている。でもちんちんの穴にはルフの触手が入っていて、じゅぽじゅぽと穴を犯している。それだけじゃなくて魔王が僕の乳首も引っ張ったりしていじってるしぃ。
「ああっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
尻穴の奥も、ちんちんも、乳首も気持ちいいよぉ。
イオールが腰を使っているうちに、イオールのイチモツがどんどん太くなっていることに気づいた。イオールは舌なめずりをしながら僕の中を激しく突き上げる。
「あぁんっ、おっき、おっきぃ、よぉおっ、あんっ、あんっ!」
「ええ、卵をそろそろ産みつけさせていただきますねっ!」
イオールは少し苦しそうにそう言うと、奥で卵らしき塊と精液を出した。
「あっ、あっ、あっ、あああああーーーーっっ!?」
「ふぅ……ではこれから精液を出させてくださいね」
魔王が僕から離れ、僕はベッドに横たえられた。なんでだろうと思ったけど、魔王はすぐ側で僕を見守ってくれているのがわかったからほっとした。
「魔王様、ありがとうございます」
イオールは離れた魔王に礼を言うと、僕をきつく抱きしめて更に激しく腰を使い始めた。
「あああああああーーーーーーっっ!?」
それはまさに、抉られているといってもいい激しさだった。
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みんなの子を産まさせられちゃうクルト奥さま。
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