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side.Akihito
なんとなくでしか男同士────いや、セックスそのもののヤり方すら、まともに知らない保に対して…
俺は荒れてた時期、流石に男を抱いた事は無かったけど。女となら…相当シまくってたのもあり、ソッチの穴も一応経験済みで…。
一応、初心者な保に念押しするように、セックスの仕方を簡単に教えはしたが…保はそれでも構わないからと、迷いもなく答えてみせた。
まさかこうなるだなんて、思いもよらねぇから。
円滑にコトに及ぶ為の、便利な道具も何もあるわけがなく。
本来ソコは、使うべき場所じゃねぇし。
女の性器のように愛液など帯びる事だって無い。
だからって保に、辛い思いはさせたくなかったから。
俺は迷わず保の下半身に顔を埋め…舌で唾液を流し込みながら、
つぷりと鮮やかな秘部にソレを、捩じ込んでやった。
「やッ…きたな、いよッ…!!」
いきなり尻の穴を舐められるとは、思いも寄らなかったのか…保は、露骨に嫌悪を表したものの。
軽く持ち上げた膝裏を掴んで、半ば強引に行為を続行すれば。徐々に抗えなくなり、従順にも快感を受け入れ始め…
次には可愛らしい声を上げ、身体をしならせる。
(スゲェな、止まんねぇ────…)
水島に惚れた時に生まれた、ひとつの疑問。
それは俺が“ゲイ”かって事。
たった一度だけ。
試しに他校で可愛いと噂の、女みてえなツラした野郎とシてみようとしたコトもあったが…
拒絶反応こそすれど、俺のムスコは萎える一方で。
結局は最後までするに至らなかった。
水島に対し…性的な意味も含め、恋愛感情を抱いてはいたけども。イコール男全てに勃つわけじゃなく、ゲイと言うにも微妙だった俺の身体。
なのに俺は今、保が欲しくて堪らねぇ────…
「汚くねぇさ…。甘ぇのな、お前のココ…」
女の尻や股でさえ、しゃぶったことなんざ一度も無かったってのに。
秘部に舌を這わせたまま、素直に感想を吐き出せば、
腰をくねらせ乱れる保。
そんな保の姿に気を良くし、思わず笑みを零して。
俺は唾液でグチョグチョに濡れた蕾に、今度は指先で撫でるよう触れる。
それから少しふやけた襞を、指の腹で丁寧に掻き分けると…その指をゆっくりと、保の中へと侵入させていった。
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