87 / 368
二十八日『三ツ矢サイダーの日』
ぶへぇっ
「あっ」
晴日が慌てて口を押さえる。驚いた信周が晴日を振り返った。
「ぶはははっ、なに今の? げっぷ? すっげー音」
晴日の手にはサイダーのペットボトル。ごくごくと勢いよく喉に流し込んだ直後のこと。
「あはは、一気に……んげっ……飲みすぎちゃった……ぐふっ」
「はっはっは、何してんの」
苦しそうに胸をさする晴日を見て、信周は笑いが止まらない。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
87 / 368
ともだちにシェアしよう!