202 / 368
二十日『Tシャツの日』
シャワーを浴びたのに。着替えを準備するのを忘れていた。ちょうどそこにきれいに畳まれた信周のTシャツを見つけ、晴日はラッキーと言わんばかりに勢いよくそれを被った。……が、何やら違和感。
「ん? ……うぇ、汗くさっ」
――なんでノブくん脱いだ服まで畳んでんの、意味わかんない。
晴日は慌てて脱いだTシャツを握り締め、裸のままぽかんと立ち尽くす。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
202 / 368
ともだちにシェアしよう!