ナカにナマで出されて意識を飛ばしそうになっている旭に、敦の方から唇を重ねてキスをする。 　そして、離されると腰を少し動かして奥をトンっと突かれた。 「あんっ♡」 「一回じゃ足りないよな」 　敦はそのままゆっくりと、腰を動かして再びピストン運動を始める。 　イッたばかりの体はどこもかしこも敏感で、どんな快楽でもすぐに拾ってしまう。 「あっ♡深いの二回もなんてぇ……♡本当に♡赤ちゃん♡あぁっ♡できちゃうかりゃ♡」 「もし、赤ちゃんできたらきっと旭に似て可愛い子だろうな」 　興奮しきった敦は結腸を何回も亀頭でノックして、さっき出した精液を奥へ奥へと入れていく。 「あ♡ぁあ♡はぁ♡っ……ん♡」 「でも、赤ちゃんできたらせっかく育てた旭の乳首取られちゃうのは嫌だな」 　ノックされながら、乳首をちゅーっと吸われると、同時にきた刺激に体を震わせて甘イキしてしまう。 「あ♡ぁあん♡パパになったら乳首くらい我慢しなきゃ♡らめぇ♡」 「仕方ないな。じゃあ今のうちに乳首、沢山舐めてしゃぶっておこう」 「ぁあっ♡あっ♡あ♡んっ」 　片方の乳首を舐めしゃぶられながら、片方の乳首を人差し指で捏ねるようにいじられる。 　その間にも敦の腰は止まる事なく、結腸を責めていく。 「んっ♡あ……っ♡あ♡いいっ♡」 「乳首舐めて吸う度に、旭がちんぽ締め付けるからまたすぐいっちゃいそうだよ」 　乳首を強く吸われながら、片方の乳首を捏ねくりまわされ摘まれると、強い刺激に体がビクッビクッと反応して腰をのけ反らせながら、舌を出してメスイキしてしまう。 　乳首でイったのか、ナカでイッたのか分からずに、止むことのない快楽に再び体を震わせる。 「あっ♡あ……ちゅ……し♡」 「俺も旭のこと他の人に渡したくないけど、旭もちんぽぎゅうぎゅうに締め付けて、俺のこと離したくないみたいだな」 「う……♡」 　体に力が入らず、もう声も出せない旭は、頷きながら返事の代わりに尻穴をギュッと締め付ける。 　予想していなかった、あまりにもエッチな返事の仕方に敦の顔にも余裕がなくなっていく。 「本当、旭には敵わないよ。もう一生離せないからな。イクッ」 「あっーー………っ♡」 どびゅ♡どびゅ♡どびゅ♡どぷっ♡どぴゅるるるっ！ぶぴゅるるぶぴゅっ♡ 　熱い精液が再び結腸を満たして、入りきらなかった液体が外へと溢れていく。 　少し遅れて、旭も敦の温もりを感じながら射精する。 　尻穴を締め付けながらこっちだって敦のことを離せないからなと訴えると、敦に微笑みながら、唇にキスをされる。 　幸せだ。敦が側にいてくれるだけでもう何もいらない。 　旭は幸せを噛み締めて、体内に入ってくる熱い精液を感じながら意識を手放した。