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逆愛《嵐side》5

ネクタイを外し、解放させてあげた。 洸弍先輩は息を切らして俺を見た。 「…大空か」 今まで勘違いしていた人物が俺だと気付いた様子だ。 体力がないからか、俺を殴る気力すらないんだろう。 その目で見られると、調子が狂う。 服従させたい。 恨みを晴らしたい。 ―…はず、なのに。 なぜこんなにも胸が苦しいんだろう。 洸弍先輩はゆっくりと起き上がった。 「ベタベタだ…最悪」 洸弍先輩は自分の体に精液が付いているのを見て、ため息をついた。 「…すいません」 「タオル持ってこいよ。俺は立てねぇ…」 タオルの場所を指示され、何枚か持ってきた。 洸弍先輩は無言で拭き取る。 沈黙が続く。 「恨みは晴れたかよ?」 「え?あぁ…はい」 服従だとか、 恨みだとか、 もう関係なくなっていた。 「目隠し有りならいつでも抱かせてやるよ。お前とは体の相性いいみてぇだからな」 洸弍先輩が俺を見つめて言った。 その目は俺を見てない。 分かってる。 だけど俺は、先輩が気になって仕方ない。 この人に魅了されてる。 忘れもしない高1の秋。 それから洸弍先輩と体の関係が始まった。

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