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1人でするの?

 ベッドに座らされた僕は、みんなが見守るなか公開処刑····ではなく、公開オナニーをさせられるようだ。  洗浄を終えた僕は既にトロトロ。その状態で、これから皆の指示に従いながら、全て1人でしなければならないらしい。 「まず、ローションね」  啓吾に言われるがままローションを手に出して、みんなに見守られながらおちんちんを扱く。  皆の視線が気になって、全く集中できない。りっくんの言葉に従い、色々弄ってみたけど少しも勃たない。 「ゆいぴ、気持ちくない?」 「気持ち····くない。皆に触ってもらわないと気持ちくなれないよぉ······」  僕の目には、今にも溢れんばかりの涙が滲んでいた。 「けどさ、ゆいぴ、1人でできるようにしとかないと辛くない?」 「いいもん。皆にしてもらうもん。僕、1人でするのやだぁ」 「ん~、わかった。ゆいぴがしたくなったら俺がいつでもどこでも駆けつけるからね」  りっくんは涙を落としそうな僕を見て、耐えきれなくなったようだ。   「おい莉久、甘やかすなよ。結人だって、1人でシたくなる事があるかもしれねぇだろ? そん時できねぇと、しんどいのは結人だぞ? 俺らが色々仕込んでんだから、そうゆーのもできるようにしてやんねぇとダメだろ」  啓吾が、ぐうの音も出ない正論をかましてきた。さすがのりっくんも、言い返す言葉がないようだ。 「そう····だけど、今日はもういいんじゃない? とりあえずイかしてあげないと、ゆいぴ苦しそうだよ」 「ま、急ぐ事でもないしな。けど、まだダーメ。とっておきがあるだろ。場野、あれちょうだい」 「ん。ん? あー····。ま、いっか」  オナホを手に取った八千代の反応が変だ。 「どしたん? 早くオナホ」 「いや、これ、結人いけるか?」 「え? あー····まぁ、いけんじゃない? これ柔らかいタイプだろ? ギュッてすればいけんだろ」  啓吾と八千代が、なにやらこちゃこちゃ言っている。 「どうしたの? 僕、どうしたらいいの?」 「いや、何でもないよ~。これにねぇ、ちんこ突っ込んでみよっか。使った事ないんだろ?」 「な、ない······」  人生初のオナホだ。実物すら初めて見た。 「そんじゃ、これに突っ込んでシコシコやってみて」 「突っ込ん····で······」 「あ、オカズとか要らない感じ? まぁ、俺らとしては複雑だけど」 「おかず······お腹空いてないよ?」 「グフッ····」  朔が吹き出した。もしかして、ご飯の話じゃなかったのか。この流れでおかずの話なんて、おかしいとは思ったんだ。やってしまった。 「わりぃ。とりあえず····どうする? なんか女の画像とかがいいか? あー······でもやっぱ複雑な気分だな」 「唐揚げ揚げてる動画とかいいんじゃねぇか? ブブッ····」 「やっ、八千代のバカぁ!」  僕は、八千代に向けて枕を投げつけた。しかし、軽く受け止められて悔しさは倍増だ。 「ブハッ······」 「朔も笑わないでっ」 「なぁ、とりあえず突っ込んだら? 初めてだろ? そのシリーズやっべぇから、早く挿れてみ」 「ぅえ!? ····うん。うーん······」  啓吾に急かされ、オナホを手に持った。この言い知れぬ緊張感は何だろう。見られているからではない。穴に突っ込むという行為に背徳感を感じる。  亀頭にあてがってはみたものの、そこから1ミリも進めない。次第にオナホを握る手が震えだした。 「えっ、どしたの? ちょっと震えてね? 大丈夫か? えーっと、無理はしなくていいからな?」 「えっと······なんとなくね? この、突っ込むって行為が、なかなか、その····う、浮気? するみたいで······やだなぁって······」  僕が言い終えるが早いか、皆が手で顔を覆い隠し、打ちひしがれてしまった。どうしたのだろうか。また何か、僕はおかしな事を言ってしまったのだろうか。途端に不安が押し寄せる。 「よーし。今日はここまでにして、可愛がってやりますか。あと、オナホは二度とお世話にならない!」 「えっ? えー····啓吾、なんか変態っぽい······」 「その変態からの命令な。俺らのちんこ欲しかったら、自分でお尻解してみ? いつも俺らがするみたいに」 「んぇ····、こ、こう?」  僕は初めて、自分のお尻に指を挿れた。恐る恐る1本挿れて、余裕がある事に気づく。それもそのはず。りっくんが洗浄の時、入念に解してくれていたのだから。  2本目を挿れ、奥まで届かないもどかしさで身をよじる。3本目を挿れたところで、全然気持ち良くなくて涙が零れ落ちた。 「ね、全然、気持ちくないよぉ····どうしたらいいのぉ······」  訳が分からなくなって、子供みたいに癇癪を起こしそうになる。 「はぁ~····ケツこっち向けてみ。結人のイイトコはねぇ、まずここな。いっぱい感じて、ちゃんと覚えろよ」  呆れられてしまったのだろうか。啓吾が指を2本挿れて、こりこりを刺激する。さっきまで全く勃たなかったおちんちんが、突然元気になった。今にもイッてしまいそうなほどに。 「ここ擦りながらねぇ、もうちょい奥の、ここ。好きだろ?」 「ふあぁっ! そ、そこ、好きぃ」 「知ってる。こうやって、音立ててぐちゅぐちゅされんのも好きだよな」 「んっ、やぁぁ······す、好きぃ。啓吾がしてくれたら気持ちぃの····自分じゃ全然、良くなんなかった、のに。なんでぇ」 「そりゃ俺ら、結人のイイトコ全部知ってっからね」 「んあっ、ダメぇ。それイッちゃう」 「これね、前立腺って言うんだよ。結人が好きなトコの一つね。いいよ、イッて。1回出しとこっか」  前立腺っていうのをコリコリされると、勝手に精液が押し出されるようだ。そして、1度イかせてくれると、すぐさま啓吾の硬くなったおちんちんを挿れてくれた。 「んんっ、んはぁっ····啓吾、今日、いつもよりおっきぃ」 「そぉ? へへっ、やったぁ~。実はチントレしてんだ~」 「ちんとれ····? ひあっ、奥ぅっ、すごっ····ゔあ゙っ」  啓吾のおちんちんの圧迫感がいつもと違う。押し拡げられる感覚が、苦しさが、いつもよりも凄い。ナカでまた大きくなっているようだ。 「チントレって、本当に効くのか?」  朔が興味津々に聞いているが、朔のが今以上に大きくなってしまうと、僕のお腹が破けてしまいそうだ。 「効いてんじゃね? 結人がおっきぃ♡って言ってくれてるし」 「そうか。それじゃ俺も····」 「朔はだめぇ····」 「え、なんでだ?」 「僕のお腹、破けちゃうよぉ」 「確かに、朔は元から規格外の巨ちんだからなぁ。それ以上は結人が苦しいんじゃね? ケツも裂けそう」 「そうなのか。結人を傷つけんのはダメだな。今のままで満足してくれてんなら、それでいいしな」 「いや、わざわざ鍛えなくてもさ、大人になったらもうちょい成長するんじゃないの?」  りっくんがもっともな意見を述べる。皆も、そりゃそうだといった顔をした。 「そんじゃ、結人が大きくなんなかったら、そのうち朔ので腹イカれちまうかもしんねぇな」 「そういう場野だって、朔程じゃないけどデカいでしょ。なんか腹立つけど。ゆいぴに無理はさせんなよな」  そうなのだ。皆、本当に大きいのだ。朔は規格外だし、八千代だってそれに近い。りっくんと啓吾だって、お風呂屋さんで見た事があるのよりかは断然大きい。  もし、僕がこれ以上成長しなくて、皆が大きくなっちゃったら。そう考えると、身震いするほど恐ろしい。一度、朔の完勃ちしたおちんちんで奥まで貫かれ、吐いた挙句気絶してしまったのだから。 「僕も、もうちょっと、大きくなるもん。そしたら、朔のがもっとおっきくなっても、大丈夫だよ?」 「······大畠。早く代われ」 「あーあ。まぁた結人はそうやって煽るんだからぁ。朔、もうちょい穴緩めるから待ってて」 「ん····わかった」  朔は僕の口に、筋立ったガチガチのモノを押し挿れてきた。 「んがっ····おっひぃ······」  朔のを喉奥まで挿れられると、すぐに息ができなくなってフワッとしてしまう。 「朔、喉奥開いてきた?」 「あぁ、準備できたっぽいぞ。いいか?」 「いいよ~。俺も、奥挿れるよ」  僕の呼吸に合わせ、啓吾が奥の部屋にねじ込むと、朔が喉の奥まで挿れる。そして、朔が容赦なく腰を降り始めた。無意識だろうけど、僕の後頭部の髪を掴んで逃げられないようにしている。   「んっ、はぁー····喉奥やべぇな。ははっ。出るもん全部出てぐちゃぐちゃだな。可愛い····」 「がはっ、お゙ごっ······あ゙····お゙······」 「朔、結人大丈夫か?」 「ちょっと白目剥いてるけど····これイッてるぞ」 「イッてんな。マゾっけやべぇ~」 「おい、程々にしとけよ。白目剥かすな」 「場野、こっち来て見ろ」 「あ? ······おー····はよ代われよ」 「大畠がイッたらな」 「ちょ、俺にも見せろよ。おわぁ····ゆいぴヤバ····あっ、やばい。ちんこやばい····」  僕の泣き顔は加虐心を駆り立てると、皆に言われたことがある。皆のSっ気が過ぎるだけだと思うのだけれど。  朔に喉を犯され、吐きながら白目を剥いてイッている僕を見て、八千代とりっくんは胸にどろどろとした感情が沸き起こったらしい。それが何かは分からないと言っていたが、とにかく僕を犯し潰したいという欲望が渦巻いていたそうだ。  八千代とりっくんに、気を失うまで喉を犯され、目を覚ました時にそう弁解された。  気絶しようが構わないけれど、下手な言い訳とかは要らない。皆の好きに犯してくれていい。なんて、こういう事は言っちゃダメって、朔に言われたから口には出さないけど。  今日は勉強そっちのけで、えっちをしただけだった。しっかりと息抜きもできたことだし、勉強はまた明日から頑張るとしよう。

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