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【学園と校長先生の説明】 ◯男女共学の私立学園高等学校 ◯学園の始まり この学園を創立した校長先生は、業界では有名な占い師。 独自の占いと緻密な計算から、その人の運命の相手を見つけるのがとても得意。 そんな占い師目掛け、むかし有名企業の社長や著名人が「我が息子や娘の運命の人はどんな人なのか?」「会社をしっかり継がせたいので早めに結婚させておきたい」「大金を積むので是非教えてほしい」とこぞって聞きに来た。 煩わしいと思った占い師が、がっぽり稼いでたお金で学園を作り「お前らの息子や娘をここに通わせれば運命の者と出会えるじゃろう」と言い放ったのが、この学園の始まり。 校長先生のおかげで、学園の倍率は半端じゃないくらい高い。何しろ有名企業とか芸能人の息子や娘がこぞって通ってるのだから。それも自分の運命の相手を見つけるために。 ◯校長先生(占い師)の決め事 毎年毎年自分の占いを求め大勢の者が訪ねてくるが、その者たち全ての願いを叶えるのをタブーとしている。そもそも運命とは自分で見つけるものだから。 だが、中には手を貸してやらないと難しい者もいる。そんな者たちを毎年この学園へ入学させている。 手を貸すのは多くても15人まで。少ない時は0。手を貸さずとも運命を見つけられる者たちばかりの年もある。 運命の者たちを薔薇で例えている。薔薇の花言葉がちょうど15このため。 【「運命の人」と「薔薇」の説明】 ◯校長先生から説明を受けた後、自分の色の薔薇の指輪をもらう 「自分がそうだ」と証明できる用。 運命の人は他生徒にもバレているため、堂々と指輪をしてもよい。逆に薔薇は誰にも知られてはいけないため、一緒にもらうチェーンに指輪を通し首から下げる等、常に隠して持ち歩いている。 想いが通じあった後、校長先生に返す。そしてまた次の薔薇へと受け継がれていく仕組み。 ◯薔薇の決まりごと 「自分が薔薇だ」と絶対に言ってはいけない。 だが、毎年何故か薔薇同士は分かってしまうため他の薔薇たちに言うのはOK。 運命の人には、向こうから聞いてきたら自分だと告げてもいい。 ◯運命の人の決まりごと 既に学園全員が自分を「運命の人」と知っているため、薔薇のように隠す必要はない。 薔薇は、自分が呼んでこの学園に来てくれた。だから、自分が探さないといけない。 他の薔薇に気付いたとしても、自分の色ではなかったらそっとしておく。 ◯注意点 歴代の中には、気付かないまま3年間終えた者たちもいる。だがそれも運命。後に同窓会や道端などでばったり出くわすこともあるため、流れに任せること。 互いにそうだと確信していても、指輪を確認し合わない限り認められない。 ◯このルールについて 詳しいルールは当事者たちにしか告げられず、一般生徒は触りだけのルールしか知らない。 薔薇は基本的に、校長先生から運命を言われ、学園生活で相手をよく観察していくうちに惹かれていくもの。 同じく、運命の人も探していくうちにだんだんと自分の薔薇へ惹かれていき、想いを告げるもの。 ※設定は予告なく変更・追加されます。 ご了承ください。

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