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緋「…………」 濃紅「…………」 虹「…………」 紫「……んん…」 ドット「…………え、なにこれ」 とある日の校舎屋上。 燦々と照りつける太陽と少しある日陰。そこに群がる薔薇たち。 ドット「もしかして連絡もらってるメンツって、これ…?」 紫「みたいですねー…」 ドット「いや無理だろ、こんなん100パー人選ミスだわ」 紫「ふふふ」 ドット「いくら始めに結ばれた5人がここで会議?したからってこれはちょっと無理じゃね。このメンツなら2〜3人に減らされても無理だろうけど、だからって5人全員集めるのは投げやりすぎ…」 紫「投げやりは、確かに…」 ドット「だって俺らしかいないじゃないですか喋るの。もう解散でよくない」 紫「解散は私も思うのですが、どこで校長が見ているかわからないので。校長先生には縁を結んでもらったご恩がありますし、蔑ろにするのは……」 ドット「いやまぁ…そうなんだけど……」 緋「………っ」 濃紅「……あの…」 虹「…………」 ドット「…でもこれは無理じゃね?? あーもー……なに話すんだっけ先生」 紫「〝残りの薔薇について〟だそうです。 始めのメンバーは10本分お話しして長かったそうですが、私たちは5本なので割と早めに終わるかもしれません」 ドット「ならさっさと話して解散しよう。このメンツは前の組みたいに仲良くならないし、もうサクッと言い合って帰る。それがいい」 紫「そうですね、そうしましょうか」 ドット「おい2年組、声は出るんだろ」 緋「ぁ、出ますっ」 濃紅「私も、大丈夫っ」 虹「…………」 ドット「おい九頭!お前が1番声出せ、文化祭あんだけ歌っただろ…」 虹「ひぃ!ぁ、あれとそれとは違うので……!」 ドット「違うとかねぇから、会話をしてくれ……」 紫「クスクス、それでは会話は私たちで回しましょうか。 話すのが苦手な3人は、話を振ったりするので少しづつ会話に入ってきてくださいね」 ドット「はぁぁ……じゃ、話していくか」

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