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あとがき

「指1本だけ、触れさせて」を最後まで読んでくださりありがとうございました!ここからは作者・Tomokaの戯言になるので、ご興味のある方は少しだけお付き合いくださると幸いです。 この作品は2022年2月27日に執筆を開始していますが、仕事などが忙しくその後1年くらい休載していました。キャラの過去や大まかなストーリーは決めていたのですが、第2章の共同作業の辺りで行き詰まっており、なかなか書けずにいました。 しかし、せっかく深く考えたこの作品、完結させないのはもったいない!と思っていた矢先、2023年の3月に手術を受けるために会社を何日か休んでいたこともあり、それを利用して一気に書き上げました。この小説の8割くらいは、この1ヶ月で書いていますね笑 ちなみに手術の当日も書いてました笑(手術といっても日帰りのもので、無事終了しました) さて、今回は初挑戦のBL小説でした。今までは男女の学園ラブコメを書くことが多く、しかも主人公は恋する女の子ばかりだったので、今回のように男性主人公のものは珍しいです。9万文字あって主要キャラが3人という。作者が女なので、ちょっと女々しい作品になってしまったかもしれません笑 志津、一葉、文哉。3人の過去と想いが交差するお話を書きました。特に一葉の過去はかなり重いものだったので、書きながら悲しくなったものです。お母さんも悪気はなくて、一葉を大事に思うあまり歪んでしまったんですね。色々ありましたが、最後はお母さんとも和解しています。志津や文哉と出会い、一葉は成長していったことと思います。そして、一葉もまた志津や文哉を成長させていきました。 もしかしたらお気づきの方もいるかもしれませんが、実はプロローグとエピローグの文章、同じなんですね。エピローグの方は最後にセリフが入って終わっています。これは最初からやろうと思っていたことなので、ようやく夢が叶いました。 これまでの私の作品をご存じの方は「またこいつハッピーエンドかい」と思ったかもしれません笑 好きなんです、ハピエン。ただ、ハッピーエンドでもどういう経緯で成長していくかを大切に書くようにしています。語彙力なくてあまり書けませんでしたが……笑

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