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第47話 あとがき

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます!  今回は両片想いを目指して書きました。いかがでしたでしようか?  さて、この作品はシリーズ二作目でして、前作をご存知ない方もいらっしゃると思うので宣伝しておきます(堂々と)  前作はニコの両親、リュート‪✕‬ショウのお話で、【陰キャなインキュバスは襲われたい】というタイトルです。こちらはアホエロですので、よろしければ読んでみてください。  このシリーズ、登場人物は全て楽器の名前となっています。ニコ(二胡)、バーヤーンとタブラ(インドの太鼓で二つで演奏される楽器だそうです)、バーヤーンはバヤとも呼ぶそうですね。あと、名前だけ出てきたパチカは別名アラサトなどと呼ばれるシェイカーみたいな楽器だそうです。  ……豆知識はこれくらいにして。今回、この話を書くきっかけになったのは、アルファポリスでやっている樋口美沙緒先生のコラムでした。コラムの中で挙げられていたプロットで、テーマ決め、葛藤、攻めとは相反する心情や環境と聞いて、「生真面目なインキュバス」「セックスしたくないインキュバス」「殺しをしたくない悪魔」というのが思い浮かんだ訳ですよ……ありがとうございます、樋口先生……。  ニコは真面目で芯がある子なので、最初から最後まで自分の信条を貫くことができました。途中、それが崩れそうになるのはお約束ですね(笑)  メンタルが比較的安定しているので書きやすかったです。バーヤーンも、何だかんだいって繊細で真面目なキャラになりました。私の作品一、安定したカップルになるかと思われますw  ではこの辺りで。また次回作でお会いできたら嬉しいです! 2023.2.26

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