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あとがき02
この作品は古城拓と岸本忍の一生のお話
kissで書いた時から最愛の人の死を扱う作品にしようとは決めていた
ショックな人は多かったかな
少なくとも友人には殴られた
けど
死を美化したい訳じゃないけど
死イコールバッドエンドじゃ決してない
それは九年間ずっと変わらないテーマ
誰かにとっては酷いことかもしれない
でも、なんだろう
そこに変わらないものを見いだしたら
愛する人の死さえ愛せる日が来るのかなって
私の小説の師匠に捧ぐ作品です
彼女の死をいつかは拓のように
最初と最後の愛し合いがやっぱり一番好き
その間に彼らの背景を知るから
全く別物に見えてくるのがね
できたら
二人を忘れないでほしいな
ではではね
短編から長らく御愛読ありがとうございました
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