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子供みたいな叔父さん
僕は学校に行かず、太一の便利屋を手伝いながらバイトも始めた。太一に『社会を見ておけ』と言われたのだ。
社会も何も、村役場の受付でぼーっと座って、日に数人しか来ない老人の相手をするだけの仕事だった。まぁ、昔よりは社交性は身についたかもしれない。
僕が18歳になった、ある蒸し暑い夏の夜更け。太一がデロンデロンに酔っ払って帰ってきた。
「ただいま〜。コタ〜? コタ〜」
「おかえり。うわっ、また柳本 のおっちゃんと飲んでたの?」
「ん〜? あーそうそう、柳本のおっちゃん! あの人はホンット面白いわね〜」
「こんなに酔って帰るなんて珍しいね。何かあった?」
「ん〜、まぁね〜。大人には大人の事情あるのよ〜」
「太一って酒飲むとオネェになるよね。なんか面白い」
僕は、ケタケタと子供の様に笑ってしまった。ガタイの良い太一のオネェっぷりが、あまりにも面白かったのだ。
「笑うなんて酷いな〜。そんなに面白いのぉ?」
「やめて、裏声はズルい」
強面で筋骨隆々、少し目つきも悪い太一。そんな太一のオネェにツボってしまい、腹を抱えて笑った。
「そんな悪い子にはお仕置ね〜」
そう言って、太一は僕にキスをした。それも、舌を絡めたディープ過ぎるやつ。
馬鹿力の太一に腰を抱き寄せられ、抵抗もできずされるがままだった。どのくらい口を犯されたのだろう。腰が砕け動けなくなった僕は、太一にお姫様抱っこでベッドへと運ばれた。
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