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初めての奉仕①

「はむッ……ぺロ、ぺロ、ぐちゅ、ちゅぷ……」 涙目になりながらも、一生懸命に俺の指を舐める遊。その姿にゾクゾクして、全身に鳥肌が立った。屈辱に耐えているような、でもどこか嬉しそうな遊の表情を息をのんで観察する。 やべえ……かなり興奮する。 俺は指をフェラチオさせるように、ズボスボと遊の口に出し入れした。そんな俺の意図が伝わってるのかいないのか、遊はひたすらに俺の指にしゃぶりつく。 「はふ、んちゅ……ッ、写楽ぅ……」 もはや何の抵抗もなく俺の指を音を立てて舐めしゃぶる遊。相変わらず顔を赤く染めて、目は閉じているがうっとりとしているのが見てとれる。 「……エッロ……」 つい正直な感想が口をついて出た。コイツまじで俺のこと好きすぎるだろ…… ああダメだ、もう我慢できない。 「……なぁ」 遊の舌の動きが止まる。 「お前って、俺のためなら何でもできんの?」 俺は遊の涎でベトベトになった指で、意地悪く遊の口腔内を弄んだあとジュボッと引き抜き、おもむろに立ち上がった。遊の口元も涎が垂れていて、すがるような表情もたまらない。 遊は上目遣いで俺の顔をじっと見つめたあと、ゆっくりと頷いて肯定の返事をした。 「じゃあ、今度は俺のコレ……舐めろよ」 俺は制服のズボンの中で、既に勃起していたソレを取り出した。 「………お前のせいだからな」 そう言って、遊の目の前にちらつかせる。大きく反り返ったソレは、今にも遊の顔に当たりそうだ。 「……っ」 さすがにマジのフェラは抵抗があるだろうか。でも、拒否ることを許すつもりはない。 「あの、写楽」 「あ?」 抵抗する気か?何て言って舐めさせてやろうかな……そんなことを考えていたのに、遊の口から出た言葉は俺の予想を遥かに超えていた。 遊は薄めの唇を震わせながら、期待に満ち溢れた目をして、 「……写楽のおちんちん、舐めていいの……?」 と言った。 「……っ!!」 ヤバい、こいつ。正真正銘ドMの変態じゃねぇか! 俺はたまらなくなって、遊の唇にチンポを擦り付けた。遊はそれだけで、ンッと声にならない声をあげて、赤い舌を出した。 上目遣いで 俺の先っぽに舌を添えている犬のような姿は、目眩がしそうなくらいエロい。答えなんて分かりきっているのに、俺の返事を待っているのか? 「……っいいぜ、お前の好きなだけ、大好きなご主人様のチンポにご奉仕しろよ……っ!」 「はむっ!ンッ…チュウ……ッレロレロ……」 そう言った途端、遊は勢いよく俺のチンポをくわえて舐め始めた。 「ンッ……!」 突然の刺激に、俺の口からも声が漏れた。生暖かくて涎でヌルヌルの遊の口内は気持ちよすぎて、俺の腰もゆるく動きだす。 「ジュプッ、ジュプッ……ベロ、ヂュウ…ッ」  遊は俺の足もとに跪き、俺のチンポに両手を添えて美味しそうに舐めている。美味しそうにというのは俺の思い込みかもしれないが、遊を見てると本当にそう見えるから不思議だ。

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