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33話 ※玩具
流石は京平、Sっ気がある所も演出してくれているのであろう。
「きょ、京平さぁあん……もっと、それしてぇええ!」
そう甘ったるい声で甘える玲音。
「玲音もちゃんは今のを私にシて欲しいの?」
その京平の質問に玲音は縦に二回程頷くのだ。 しかも涙目付きでだ。
そんな風に玲音にお願いされてしまったら、京平の方だって黙ってはいないだろう。 再び玩具のスイッチを入れると、再び後ろに蕾にその玩具を押し当てて来ると思ったのだが、どうやら今回は玲音のモノの裏筋辺りにその玩具を当てたようだ。
その瞬間、玲音は、
「ぁああああ! そこっ!」
一旦、玲音は生唾を飲み込むと、
「ホントぉおおおお! そこっ! 無理無理無理! おかしくなるし、イ、イっちゃうからっ!」
快楽で悶えるような声を上げる玲音。
「イっちゃうのは、まだまだ、まずいよね? だったら……」
そう言うと京平は今まで当てていた玩具を離すのだ。
その瞬間、今まで四つん這いの状態でいられた玲音だったのだが、流石に今のだけでも本当にやばかったのか、四つん這いの状態を崩し、まるで猫が寝てるかのようにベッドの上へと横たわり息を切らせる。
「まだ、今日はイってないのに、息切っちゃったの? やっぱり、一人でヤるのと人にヤってもらうのとでは違うのかな?」
と京平の方は本当に今日は楽しそうにやっているように思える。
「玲音ちゃんが横向きになっちゃちゃし、このままの状態で中に玩具とか入れてもいいんだけどな」
もしかしたら、この体勢から中に玩具やモノを入れられるのは初めての事なのかもしれない。 そこに玲音は興味を持ったのか、少し頭を上げると、気持ち的に京平の事を見つめる。
玲音と京平の場合には仕事もだがプライベートも一緒なのだから、京平の方も玲音の瞳だけで何を言いたいのかが分かるのか、
「そんな目で玲音ちゃんが見つめて来てくれるっていう事は、玲音ちゃんは横向きの体勢に興味あるんだぁ。 まぁ、試しにやってみるのもいいんじゃないのかな?」
その京平の言葉に視聴者には見えないように頷く玲音。
こういう事で興味がある事に関してはトコトンやるのが玲音なのかもしれない。
「何だか、この体勢だとお医者さんになった気分だよねぇ。 ほら、ここからカメラ入れたりしてさ検査するのがあるじゃない? まぁ、実際のカメラはこんなに太くはないけどね」
そこまで若干独り言のように言っていた京平だったのだが、
「じゃあ、今度はこの玩具の先端部分をくねくねとさせながらやってみようか? この玩具は振動もだけど、先端部分をくねくねとさせる事だって出来るんだよ」
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