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『衝動』4

力が抜けた踊り子の中に残りの陰茎を押し込もうと腰を進める 新しい場所を拡げる度に踊り子は意識を飛ばしながらも喘ぎ、萎えた陰茎からぴゅるぴゅると少量の液を漏らした 先端が何かにぶつかり進めなくなったところで男は腰を止め、踊り子の腹を見下ろす まだ少しばかり残ってはいるが、男の陰茎をほとんど飲み込んだ踊り子の腹はうっすら膨らんで見えた その腹の上を自身の吐き出した液体でびしょびしょに濡らしている 男は想い人の純潔を手に入れた悦びに溺れ、意識のない踊り子を犯し続けた 踊り子の中で一度達した男は踊り子を揺り起こし、ある物の準備をする 「んっ、なに、ひっ、うそ、」 踊り子は目を覚ますと、意識のない間に穢された自身の体に動揺していた 男はそんな踊り子をより貶めることを理解していたが、掌に乗せたリルの実を踊り子に見せつける 「あ、あ、いや、いやです、そんな、」 「金は払った。諦めろ」 リルの実の効果を知っているようで絶望した顔を見せる踊り子の力の抜けた足を掴み、リルの実を埋め込む 男の精液を溢れさせるそこは簡単にリルの実を飲み込んでいった すぐに陰茎を挿し込むと踊り子は男に揺すられながら涙を零した リルの実が弾けるまでに男が踊り子の中で三度果て、踊り子はその倍は達していたがその間も踊り子は泣き続けた 実が弾けたことで踊り子を縛り付けるという目的が達成され喜ばしいはずなのに 男は踊り子の悲しみに濡れた顔を見て喜ぶことはできなかった すぐさま踊り子を慰めて何としてでも笑顔にさせてやりたかったが、自分の欲望のまま踊り子を堕とした自分には叶えられるはずもなく そんな権利もないと男は諦めてしまう 子を孕んだ踊り子を屋敷に閉じ込め逃げられないように、そして決して傷つけられないようにして 男は初めて欲した愛する人を手に入れたのだ それは酷く横暴で独りよがりな愛だった

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