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発情期編 第十四話
「あぁ~着たくない…裸エプロンなんて誰が望むんだよっ」
翔唯さんだってただの好奇心だろうし…今頃…僕のチャイナ服思い出して笑ってるんだよ!!!
「あぁ~黒歴史すぎる!黒歴史すぎる!」
「いっその事…ここで死んでしまいたい…」なんて葛藤してたら「なぎ?まだか?」と翔唯さんの声がした
「あ!ちょっと待っててください!」と言って勢いのまま、エプロンを着てしまった
笑われても大丈夫!だって、あっちが注文してきたんだもん!よしっ!と気合いを入れて、トイレを出て、翔唯さんの待っている部屋に行く
「コンコンコン…」
「待ちくたびれたよ、なぎ。早く入ってその可愛い姿を見せてくれ」と言われたが、こんな姿が可愛い!?いや!気持ち悪いだろ!と自分を卑下にすることしか出来なかった
これ以上、社長を待たせてはいけないので「笑わないでくださいね!」と一言言って部屋に入った
部屋に入ると、すぐさま「パンツ脱がないのか?」と言われた
「え、脱ぐんですか?」
「あぁ…エプロンと言ったら脱ぐだろ」
「いや…」脱ぐかもしれないけど、脱ぎたくないよ
「うむ…こっちに来い」と膝をぽんとする
「えっと、座れってこと…ですか?」
「あぁ」
お膝に…座る…
映画見た時に座っていたけど、それは半ば強引であって、自分から…と思い出してみると、自分から、座りますよ!とは言ってないものの、抱っこされて座らされるみたいな感じでもないし…結局のところ、自分で座った感じはある
そうなると、今回はなんで拒否したんだ?と問い詰められる可能性もある…そして、今後の恋愛事情に関わっていくことも大だ
うん…座るか…
「じゃあ、失礼します」
パンツ1枚で社長の膝に座るなんて!って映画の時もそうだったか
なんて思ってたら、パンツに手をかけられた
ほ、本当に脱がせるんだ…
パンツはすぐに脱がされ、社長に抱きしめられる
密着度が高かったからなのか、分からないが、突然、体が重くなって、性器に熱が帯びる
今、発情するなんて…と思ってたらエプロンの上から乳首を触られた
「ひゃう…」
「んっ…」
エプロンの上からじゃなくて直接触って欲しい
「翔唯さんっ…ん…ちょくせつ触ってっ…」
「直接がいいのか?」
「うんっ…」
「まだダメ」と耳元で囁かれた
発情期のせいなのか、囁かれただけでも感じてしまう
直接触られたい
「んっ...///早くぅ~触って」
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