26 / 56

純愛Ⅲ-ワイルドな夜編-《緋禄side》4

ついに念願のフェラ。 しかも口で咲輝をイカせられた。 嬉しい。嬉しすぎる。 咲輝は近くにあったティッシュで俺の顔を拭いてくれた。 「やったー!口で咲輝をイカせ…」 俺が嬉しくて万歳している途中で、咲輝は俺を押し倒した。 「こんなことされたら、お前のことめちゃくちゃにするぞ?」 少し息を切らして汗をかいてる咲輝の色気がやっばい。 「もちろん、いいよ」 「後悔するなよ?」 「しないよ」 いつもと別人の咲輝。 これはこれで興奮する。 咲輝はキスしながら両手で俺の乳首をいじる。 「ん、ふ…ンンッ、は、ぁ…あん、乳首だけ、やだぁ」 自分でも乳首が感じやすいのは知っていたが、いつも以上に気持ち良すぎてやばい。 「咲、輝…あっ、んん、あっ、あぁ…は…下も、…いじって」 咲輝は無視して乳首を攻め続ける。 両乳首に唾液を垂らして高速で人差し指を往復させたり、乳頭をキュッと摘まんだりして。 唾液がローションみたいにヌルヌルしてそれだけでもうイキそうになった。 「や、あ、はっ―…さ、きっ!乳首、イク…下もいじって、…あっあっ、ん、イク、イクっ!ん、…アァッ!イクっ!」 そして俺は再び乳首だけでイカされてしまった。 「はぁ…はぁ…なんで…下もいじって…くれないの…?」 「他の男とどこかに行こうとした罰だ」 うわー、咲輝って意外と根に持つタイプ? でも嫉妬みたいで嬉しい。 「咲輝だって俺を放置しただろ!」 逆に今度は俺が咲輝を押し倒して、再び硬くなっている咲輝のモノをまた口に含んだ。 その瞬間俺に主導権は無くなり、両手で俺の頭を掴んで咲輝のペースでガンガン頭を上下させらる。 「ンンッ、んぐ、―…んっ、ん、ン、…ンッ!」 ―…興奮する 「大丈夫か緋禄?」 しばらくして咲輝は手を離して俺の様子を気にかけてくれた。 「咲輝、もうコレ欲しい…いれたい」 そう言うと、咲輝は荷物からいつものローションを取り出した。 いつものように指で解され、コンドームを装着。 ローションを秘部へ塗りたくり、そこへ咲輝のモノが押し当てられた。 そのまま正常位でゆっくり挿入。 「あ、咲輝…きた、ぁ…」 すぐに奥まで到達した瞬間、物凄い速度で腰を動かす咲輝。 「あっ、アァッ!あっ―…ん、あっ、は、アァッ!」 いつもは俺の様子を見ながら、ゆっくり、徐々に速度をあげていくのに。 今日は激しすぎる。 今まで無いくらいに。 すごく興奮する。 「あっ、咲っ輝―…あっ、激し、い…」 気付くといつの間にか咲輝が俺の奥で果てていて、ズルリと抜いた。 精液が溜まったコンドームを縛ると、再び新しくコンドームを装着している。 出したばっかりなのにまだ硬いんだ… そして俺の秘部にローションを垂らし、また正常位で挿入。 「あっ、咲輝―…あっあっ、ん、また、激しぃぃっ!アッ、ンンッ!は、…あっ」 「嫌、か?」 汗をかいて息を切らしながら、俺を見下ろし腰の動きは止めずに問いかける咲輝。 「あっ、アァッ、嫌じゃ、ない!めちゃくちゃにして、いいよ!…アァッ、は…ンンッ」 そう言うと、咲輝は俺の足を肩に乗せて屈曲位で奥まで出し入れしてきた。 「それ!あっ、好きぃ!あっ、アァッ、イイッ、咲輝っ」 「何が好きなんだ?出し入れが?俺が?」 「咲輝が!咲輝がすきっ、あっ、ん―…アァッ、は…咲輝っ、すき、…好、きぃ」 なんかもう気持ち良すぎて、頭フワフワしてきて、俺なんだか恥ずかしいこと言ってない? こんなに咲輝のこと好きだって伝えたこと無いのに。 だって恋人ごっこをしているだけで、本当の恋人ではないし。 「もっと言って、緋禄」 「す、きっ!アッ、咲輝!好きっ!ンンッ、すきぃ」 自分の気持ち伝えて相手がそこまでじゃなかったら嫌だから隠してきたのに。 咲輝は体位を後背位に変えて、後ろから俺を激しく突いてきた。 「俺も好きだよ」 そう後ろから耳元で囁かれる。 俺が普通の体だったら、恋人ごっこなんかじゃなくて普通に告白して恋愛が出来たかもしれないのに。 もし咲輝も俺が好きだったら―… なら余計に、恋人ごっこしか出来ない。 本当の恋人になんかなったら、遺される方が辛いから。 だから俺がいなくなるまではこの距離で。 その時は、このギリギリの距離でリセットしよう。 リセットすれば―… 「好きっ、咲輝、ア、気持ち…い!アァッ、ん、あっ、イクっ!ん、…イクっ」 そして俺が果ててベッドに精液を放出させると、後ろから咲輝が俺を抱きしめながらまたイッてた。 奥で咲輝がピクピクしてる。この感じ最高。

ともだちにシェアしよう!