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甘いひと時に溶かされる
無事付き合いだした冬夜と慶汰はお互い仕事で忙しくしながらも時間が空いたら会ったりしてお互いの時間も作っていた。
するとそんなある日のこと…
「ん」
個室居酒屋で飲んでいた時に慶汰から差し出されたのは、どこかの家の鍵だった。
冬夜はきょとんとしていたが、受け取りじっと見ていると慶汰が口を開いた。
「それ、俺ん家の合鍵な」
「へぇ…慶汰さん家の…って慶汰さんの家!?」
ワンテンポ遅れてから反応すると相手はケラケラ笑い、ビールを一口飲んでから答えた。
「冬夜ならいつ来ても構わねぇよ、部屋で自由にしていていいからよ」
「あ、あ、ありがとうございます!!俺嬉しくて今ならお酒何杯でも行けそうです!!」
「あ、ちょい待て!!」
慶汰の停止虚しく冬夜は考えずにゴクゴク飲み続けると、また酔っ払って慶汰にキスばっかし始めてしまった。
慶汰は困った様に見えて実は嬉しそうにしながらキスを何回も受け入れているのであった。
そしてとある日。
慶汰は今日仕事で帰りが遅いというのを知っていた為、冬夜は慶汰の家に向かい夕飯を作ることにした。
近くのスーパーで買い物をしてから家に向かい貰った合鍵で入りキッチンに買った材料を置くと、ふとリビングに置いてある雑誌に目が行ってしまった。
(片し忘れたのかな?)と思いながら近寄り片付けようと手に取るとそれは…R18な雑誌で冬夜はあわあわと慌てだしてしまった。
まさかのエロ本にどうしたらいいのか分からず、とりあえず何故か開けてしまった。
中身は猫耳メイド服の女の子のエッチな写真が多く、ドキドキしながら見ていた。
「慶汰さんって猫耳メイドが好きなのかな…?」
「あらら、知っちゃったんだー」
いきなり声のした方を見ると鷹汰が立っており冬夜はすぐに本を閉じて自分の後ろに隠した。
だが鷹汰にはちゃんと見えていたらしくニヤニヤと笑いながら近寄ってくるとしゃがみ込んで無理矢理雑誌を奪ってバッとページを開いて見せてきた。
「そう、慶汰って猫耳メイド好きなんだよ、ほらあいつって猫好きだろ?だからそこから派生して猫耳メイドにエッチなことするのが好きみたい」
「…そうだったんですか…俺、全く知らなかったです…」
「で、ここにちょうど!猫耳メイド服があるんだよなー!」
そう言いながら鷹汰は大きな紙袋から猫耳付きの新品のメイド服を出してきて冬夜は目をきょとんとさせた。
すると鷹汰はニヤリと笑って悪魔の言葉を囁いてきた。
「猫耳メイド服で慶汰の帰りを待ってたら慶汰喜ぶんじゃね?」
明らかに罠な気がしたが、慶汰が喜ぶのなら…と考えると冬夜の答えはこれしかなかった。
数分後には猫耳にミニスカフリフリメイド服を着ている冬夜がいて、鷹汰は笑いながらも携帯のカメラで連写をしていた。
「25歳になって、まさかこんなメイド服を着るなんて…!」
「似合ってんじゃーん!あ、でもまだちゃんと付けてないのあるじゃん」
そう言って鷹汰が出してきたものに冬夜の顔は一気に真っ赤になってしまった。
出してきたのは何とアナルプラグ付きの猫の尻尾と隠すことが出来そうにない女性物の下着だった。
「い、いやいや!これは無理だろ!!」
「えー、でも慶汰も完璧の方が好きだと思うけどなー?猫ちゃんに尻尾ないとさ、ね?」
また悪魔の言葉に冬夜はうー…と悩み出したが、アナルプラグ付きの猫の尻尾を手に取るとチラリと自分のお尻を見た。
一応慶汰と付き合い出してから体を重ねたりしているので余裕で入るだろうが…無機質な物は1度も入れたことがないので不安もあった。
悩みながら睨んでいると待ちくたびれたのか鷹汰が無理矢理冬夜をソファーに押し倒して、四つん這いにさせてきた。
「ちょっ、鷹汰くん!?」
「早くしねぇと慶汰が帰ってくるだろ?やったことないなら俺がやってやるよ」
一瞬言葉の意味が分からなかったが気付いた時には既に遅く素早く下着を脱がされていてローションをかけられていた。
いきなりの冷たさに悲鳴を上げてしまいすぐに冬夜は文句を言おうとしたがその前に後孔に鷹汰の指が触れてきて鳥肌が立ってしまった。
「いやです!やめてください!そんなところ触らないでください!」
「えー?でも触った瞬間にヒクヒクしだしたんだけど?どんだけ慶汰に犯されたんだよ」
クックッと喉を鳴らす様に笑う鷹汰に冬夜は顔を真っ赤にして目の前にあったクッションに顔を埋めた。するとつぷっと鷹汰の濡れた指が入ってきて「あっ!」と甘ったるい声が出てしまい、すぐに口を塞いだ。
「なにその声、可愛いじゃん。ねぇもっと聞かせて?」
「い、いや、で…んんっ!あ、ぁ…だめっ!はぁ…んっ…!」
どれだけ否定の言葉を吐いても鷹汰の指は止まることがなくもっと奥まで入れようとしてきて、そのまま前立腺を押してきて声を上げてしまった。
「ひゃあん!あ、だめだめっ!もぅ…よう、たくっ…そこ、よわぃ、からぁ…あっ、ッ、アぁっ!」
「そこじゃわからねぇよ?ちゃんと言わないと止めてやらねぇよ?」
「ッッッ~~~!!あ、あ゛っ、ぜ、ぜんり、せっ…!そこ、ぜんりつせ…だから、よわいのッ…、イっちゃ、イっくからぁ!」
「いいのかよ、慶汰の指じゃないよ?俺の指でイっちゃうの?前立腺をいっぱいコリコリされて?」
Sっ気満載の言葉責めに耳まで熱くなり冬夜の目には涙が浮かんでいたが、鷹汰の指は全く止まらずなんならいつの間にか増やされており、3本の指で冬夜の中を弄っていた。
「もう、だめ゛ぇ゛!あ、あっ、あ゛アあ!も、っ…ゆぅ、してぇ…イっちゃうの、イっちゃうイ゛っくぅ!~~~ッッッ!!」
我慢出来ずに冬夜は達してしまうと放心状態になってしまい乱れた息を整えながらゆっくり指が抜かれていくのを感じていた。
終わった?と思っていたが後孔に冷たい何か固いものが触れて体がビクリと跳ね上がり急いで振り返って確認をするとアナルプラグが当てがっていた。
「やぁ、あっ……こわい、こわいです、鷹汰くんっ…!」
「大丈夫だってこんなに慣らしたし普段慶汰のでっかいちんぽを咥えて喜んでんだろ?」
「ッッッ~~~!!そんな喜んでなんか…っ!!」
言い終わる前にゆっくりアナルプラグの先が入って来てそのままゆっくり入ってきて、途中で無理だと思ったが…案外スルッと入ってしまい全部が入り終わると冬夜はソファーの上でぐったりとしていた。
そんなぐったりしている冬夜に女物の下着を着せると「はい!かんせーい」と笑顔で鷹汰が言った。
「完成…?」
「うん、冬夜は立派な猫耳メイドさんになれたぜ!」
「…これで慶汰さん、喜んでくれますかね…?」
ゴロンと仰向けになって上目遣いで鷹汰を見つめながら問いかける冬夜に、鷹汰は少し考えてから表情を変えないまま冬夜の胸元ら辺で馬乗りをしてカチャカチャとベルトを外しだした。
すぐに冬夜は止めようとしたが力が入らず、目の前に勃起している鷹汰自身を出されると思いっきり顔を逸らした。
「な、何してるんですか!早くしまってください!」
「いや、メイドの仕事といえばご奉仕だろ?慶汰にちゃんと出来るかどうか俺が見極めてやるよ」
そう言って勃起した鷹汰自身を唇に押し付けてきてどうにかして鷹汰を退かそうとしたがビクともせず。なら口を開けまいとずっと閉じていたが鼻を摘まれてしまい口を開けた瞬間に無理矢理捩じ込まれてしまった。
「んんっーー!?」
「歯立てたら、慶汰に俺にフェラしている写真送るからな?」
そう言って携帯を構えて楽しそうに笑ってくる鷹汰にムッときたがどうする事も出来ず…。
とりあえず冬夜は舌を動かして舐め始めた。
フェラをそんなした事がないのでたどたどしい動きになってしまうが何とか動かし続けると鷹汰の顔が歪んだ。
「いいじゃん、ちゃんとメイドの仕事出来てるじゃん」
「ん、っ…ふ、っ…ちゅ…」
喉奥まで咥えこんで喉奥で締め付けると鷹汰は小さく喘ぎ声を上げて、冬夜の頭をガシッと掴んで固定させた。
「んぐっ!?んん゛っ、ッ!んーっ!!」
「ちゃんと飲み込めよ、冬夜っ!」
喉奥に苦いドロっとした液体をかけられて吐き出しそうになったが、鷹汰自身が入ったままで出せずにゆっくりゆっくり飲み込んでいった。
何とか全部飲み終わると鷹汰自身が抜かれて、ゲホゲホっと咳き込んだ。
「ん、偉いじゃーん、冬夜!ちゃんと飲み込めて、んじゃ次は…「てめぇら何してんだ?」
突然聞こえた第三者の声に冬夜も鷹汰も顔面を真っ青にして声のした方を見た。
そこに居たのは部屋の主で仕事を終わらせて帰ってきた慶汰だった。
かなり怒っているのが顔から声から分かり、鷹汰は何か言おうとしたが服をキチンと直されてポイッと家から投げ出されてしまった。
そして冬夜と慶汰の2人っきりになると慶汰からため息が聞こえてきて冬夜の体はビクッと跳ね上がった。
「ご、ごめんなさい!俺、鷹汰くんの舐めちゃって…無理矢理とはいえ…本当にごめんなさい…嫌わないでください…」
「冬夜…ばーか、嫌うわけないだろ?鷹汰が無理矢理やったのは分かってるしお前からしたいって言うわけないだろうって」
頭を優しくぽんぽんと撫でてくる慶汰に冬夜は嬉しそうに笑うとギュッと相手に抱きついた。その瞬間だった。
「ひゃああ゛ぁ゛ァッッ!?」
「!?と、冬夜!?」
いきなり冬夜は甲高い喘ぎ声を上げて、慶汰は驚いた。
中に入れていたアナルプラグがいきなり震えだして、冬夜の中をいじめだしたからだ。
「おい、冬夜、いったい何が…」
「あ、あっ…け、けいたしゃ!ひゃあ、あ゛ア゛っ!…っ、ふっ、な、中に…入ってんのが…っ、ふるえてっ」
「中…ってまさか、この尻尾か!」
慶汰が尻尾を掴むとグイッと引っ張ってしまい、それだけで冬夜は達してしまいスカートに白濁液を飛ばしてしまった。
「まって、まって゛ぇ゛!!ひっぱっちゃ、だめ、らめぇ…なか、おかしくなって、イっちゃ、またイっぐぅ」
「だぁー!あいつ余計なことしやがって!!冬夜、悪い!」
ソファーに押し倒されて背もたれに膝を掛けるようにされてしまった冬夜は脚を左右に開く形になり、スカートの中が見えて女性下着の中で窮屈そうにしている冬夜自身を見て慶汰は生唾を飲んでしまった。
「あ゛っ!んん゛っ…ふっ、ひゃ、あ゛アっ!!もぅ、やだ、やだぁ…中またイっちゃ…ッッッ~~~!!!」
抜けるのと同時に冬夜は背中を仰け反らせて達して白濁液を飛ばした。
やっと解放されていたが冬夜の意識はまだ飛んだままで、後孔はヒクヒクとひくついていて慶汰は自分自身を取り出して冬夜の後孔にピタリと当てた。
今までとは違う感触に冬夜は確認をすると、両手を伸ばして自分の手で後孔をくぱぁと広げた。
「慶汰さん…じゃない、ご主人様のちんぽ、メイドのここでご奉仕させてくださいっ…」
「ほんと、お前可愛いな」
そう言い終わるのと同時に質量を持った慶汰自身が一気に奥まで挿入ってきて、また冬夜は達してしまった。
だがそんな冬夜にお構い無しに慶汰は腰を動かして何度も奥を突いた。
「あ゛ぁあ゛ぁ!だ、めぇ゛!イった、もぅ…イき゛まし、たから゛ぁ゛ッ!おねが、っあ゛ァッ!ん゛ンっ…ひっ、ぐぅ…」
「今の冬夜はメイドなんだろ?ちゃんとご奉仕するんじゃなかったのかよ」
「ひあ゛ぁ!あンっ…っ、ご、ごめん、にゃしゃ…っ、ちゃんと、しましゅ、から゛ぁ゛!あ゛っッ!はぁ…っ、ん゛ン゛ッ」
ゆっくり冬夜の方からも腰を動かして慶汰自身に刺激を与えようとしたがそれ以上の快楽を慶汰から与えられて、冬夜はただ喘ぐだけになってしまった。
「はぁ、これじゃあご奉仕じゃなくてご褒美だな」
「おぐ、らめ、ぇ、え゛ぇー!ぁ、ひっ、もぅ、む、りっ…また、ぃ゛、くぅ~~~ッ!!!」
「あー、俺も出るっ…ちゃんと飲めよ、冬夜っ…」
「は、はぃ…っ!ご、しゅじん、しゃまのっ…ん゛っ!せーえき、中にいっぱ、い゛ぃ、くだしゃいっ!あ、あぁ、ッ゛…ひゃ、ア゛ぁっ…!あア゛ーーーっ!!」
同時に達して中に注がれる熱いのを感じながら、冬夜はゆっくり目を閉じた。
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「あのエロ本はなんですか!」
あの後冬夜は気絶してしまい慶汰に優しく後処理をしてもらってベッドで寝ていた。起きると慶汰がベッドに座って優しく頭を撫でていてくれたが、エロ本の存在を思い出すとすぐに問い詰めた。
「…ああ、あれ見たのか」
「慶汰さんが猫耳メイドさんでヌいてたんなんて知りませんよ!」
「違う!あれは鷹汰が勝手に置いていったんだよ!俺のじゃねぇ!」
まさかの言葉にきょとんとしたが理解すると冬夜は安堵の息を吐いて、嬉しそうに笑った。
するとジーッと視線を感じて慶汰の方を見るとムスッと不機嫌顔の慶汰と目が合ってしまった。
「もしかして俺の部屋にメイドのエロ本があったから鷹汰に乗せられてメイド服着てアナルプラグ入れられてフェラまでしちゃった訳かーなるほどなー」
「あ、あの、慶汰さん?」
「明日休みだから来たんだろ?合鍵使って」
「は、はい」
「お前覚悟しとけよ?」
慶汰の言葉にぴえん、となったが内心では喜んでいる冬夜なのであった。
END
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